ロシア、中国やインドにS-500ミサイルシステム供給の可能性 [2021年11月03日(Wed)]
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軍事問題は時々注意を払っておく必要があると思う。平和は核の均衡によって保たれているという現実を忘れてはならない。
ロシアの次世代の地対空ミサイルシステムで、ミサイル防衛性能を高めた長距離高高度迎撃システムは、迎撃ミサイルとしては優秀な性能を持ち、射程600kmで巡行ミサイルも撃ち落とせるという。 しかも、ミサイルの発射装置は移動式なので発射地点が不明確で、抑止力が効かないことになる。つまり破壊が難しいということだ。 抑止力のミサイルが世界の国々に広がれば、核ミサイルによる脅しが効かなくなり、核ミサイルの廃絶に向かうのである。迎撃ミサイルは広まったほうがよいだろう。 しかし、それはロシアと友好国のみだから、ロシア・中国を防衛する意味しかない。アメリカの核ミサイルが無力化するということになる。 また、中国が配備するとなると、尖閣諸島は600kmの範囲に入ることになるので、中国の防空圏内に組み込まれることになる。 データ ロシア・スプートニク 2021・11.3 ロシア連邦軍事技術協力局のドミトリー・シュガエフ局長は2日、インド、中国、及びその他のロシアの一連のパートナー国が、次世代の地対空ミサイルシステムS-500の最初の購入者になる可能性があることを明かにした。 シュガエフ氏は「同システムが必要なだけ軍に納入されたら、輸出なども可能となる。 我われは、インド、中国、そして我われと長年にわたるパートナー関係及び予測可能な関係を持つすべての国を、この最新システムの将来の所有者と見なしている。その時期は、時が来ればわかる」と述べた。 9月16日、S-500「プロメテウス」のロシア軍への納入が始まった。S-500「プロメテウス」は、次世代の地対空ミサイルシステムで、ミサイル防衛性能を高めた長距離高高度迎撃システム。 弾道ミサイルや空中の標的、巡航ミサイルを迎撃することができる。射程距離は半径およそ600キロ。 関連ニュース 米同盟国、米国に「核先制不使用原則」に移行しないよう求める=FT紙 ASEANサミットを総括して中国、米国、日本の競争は新たな段階を迎えたのか? |



