自民党総裁選 茂木外相は岸田氏を支持 [2021年09月28日(Tue)]
ロシアの通信社が茂木外相の意思表示を報道している。ロシアが茂木氏の動向を報道していることは興味深い。ロシアが関心を持ってみているということか。
竹下派の動向より、茂木氏の発言を重んじているのではないか。ロシアは次の首相候補として茂木氏が出てくるのではないかと予想しているのであろう。 茂木氏が佐竹藩の重臣であった茂木一族ならば、栃木県の茂木の城主であったと思われる。茂木氏は鎌倉時代の初期、常陸守護であった八田知家の3男が始祖で茂木地方を領有していた名門である。 徳川家康により、佐竹氏が常陸の水戸から、秋田に配置換えになり、その折、茂木氏は佐竹氏について秋田に移住したという。秋田でその一族はどうなったかはわからない。 八田知家の嫡男は4代目から小田氏を名乗り、つくば市の小田に小田城を構え、15代まで存続したが徳川氏に大名として認めれず、15代で終わってしまったという。 ついでいうと八田知家の8男時家が、高野姓を名乗り、高野時家と称し、石岡市八郷に柿岡城を築城した、鎌倉幕府の評定衆を務め、その子孫は六波羅探題で頭人として活躍したという。 データ ロシア・スプートニク2021年09月28日 14:58 トピック自民党総裁選2021年 (19) 日本の茂木外相は28日の定例記者会見で、29日投開票の自民党総裁選挙について、自身が会長代行を務める自民党内第3派閥、竹下派(51人)のメンバーの大半は、岸田文雄前政調会長を支持する考えを示していることを明かにした。 茂木氏は記者会見で「我われのグループとしては、今回の総裁選挙に至って、その総裁選が開かれたものであり、そしてグループの中では個々の置かれている立場、また考え方を尊重しながら、一方でグループとしてできる限りまとまって対応していきたい、こういう基本的な考えのもと、さまざまな意見交換、また個別の面談等を重ねてきた。 その結果として、大半が岸田候補を支援したい、こういう形になっている」と述べた。 また茂木氏は「岸田候補を支援したい、または支持したいという、こういう考え方の理由としては、1つはコロナ対策をはじめとする内外の非常に重要な課題に自民党として、政権与党として対応していくために、巨塔体制をつくらなければならない、 自民党のウイングを広げ、同時にベテランから若手の投票を含め、分厚い体制を築いていく。こういった体制が一番築けるのは、岸田候補である。 同時に、今後のことを考え、直前に迫った衆議院選はもちろんだが、来年の通常国会、さらには来年夏の参議院選挙、その先まで見据えて、どうやったら安定政権がつくれるか、こういった観点からも岸田候補支持の声が大きかった」と述べ、「私はこの2つの理由については、完全にその考え方を共有している」と指摘した。 菅首相の後継を選ぶ自民党総裁は29日に投開票される。菅首相は9月初旬、自民党総裁選に出馬しない意向を表明した。 総裁選には、河野太郎行革担当相、岸田文雄前政調会長、高市早苗前総務相、野田聖子幹事長代行が立候補している。総裁選に女性2人が立候補したのは初めて。 関連ニュース 総裁選4氏、同性婚に賛否 討論会が最終回 総裁選党員調査、河野氏47% 2位は岸田氏22% |