中国が正式にTPPへ加盟申請を提出 [2021年09月17日(Fri)]
中国の加盟申請でTPPの行方はどうなるのであろうか。アメリカはバイデン氏が副大統領時代にTPPを推し進めていたがとトランプ氏によって離脱した。
再度、アメリカは復帰するのかどうかがポイントとなろう。アメリカと中国が加盟するととてつもなく大きな経済圏となる。 しかし、アメリカによる経済制裁は中国に発動することができなくなる。 アメリカは経済制裁によって相手国が暴発するのを誘い出し、手を出したら徹底的にたたく―廃墟にするという政策を伝統的にとってきた。 日本がその戦略でアメリカにはめられ真珠湾攻撃という暴発で、原爆を落とし日本を焼け野原にしたという快感をアメリカは無邪気に喜んで、その後も何かというと経済制裁というその政策をとってきたが、戦後はどの国も日本の敗戦を知っているからアメリカの作戦にのっていない。暴発しないのだ。 バイデン氏はどう出るであろうか。 データ ロシア・スプートニク2021年09月17日 01:19 中国は環太平洋パートナーシップ協定(TPP)へ正式に加盟申請を提出した。中国商務省の公式サイトが発表した。 TPPは2016年に日本、米国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、シンガポール、マレーシア、ブルネイ、ベトナム、メキシコ、チリ、ペルーの計12か国が署名。条約にはアジア太平洋地域での自由貿易圏の創設が謳われていた。 TPPはその後、2017年1月に米国が離脱したため、2018年3月8日、残る11ヵ国により「包括的及び先進的な環太平洋パートナーシップ協定」(CPTPP)と名称を変えた形で発効している。 関連ニュース TPP委員会、英国の加入交渉会合を9月中にも開催 台湾、TPP11参加に向けて協議=ロイター |