東洋医学を正しく理解しよう" その一
関心が高い割に誤解されていることも多い"東洋医学"。 すっきり理解しましょう。
東洋医学というと、"陰陽"とか"気の流れ"とか、目に見えない、 確かめようがない概念がでてきて煙に巻かれたような気持ちになる 方が多いと思います。
実は世界の見方が異なるのです。
基本原理(理屈)と世の中の現象との因果関係を説明し、 それによって物事を理解しようとするのは、 西洋科学とその背景思想である実証主義の特徴です。
しかし、東洋医学は、そもそも実証主義的に発展してきていないので、 基本原理を探してもわかりません。さて、現代医学は完全に西洋医学の系譜に連なりますので、 人体や病気を、根本原因まで遡って把握し、 そのうえで原因を取り除く治療を組み立てようとします。
科学的に根本原因を探ろうとする思想の表れが、 血液や尿、心電図や血圧、或いは画像など様々な検査です。客観的な指標に基づいて医療行為が組み立てられる結果、 後から妥当性を検証することも出来ますし、教育と普及にも向きます。
一方で臓器や原因ごとの専門化・細分化が進むことにより 全人的把握が苦手になる危険性があります。対する東洋医学は、誰からみても同じ結論にはなりませんが、 全人的把握に優れています。
先人達によって、長い年月をかけて蓄積されてきた経験を根拠に、 人間にこういう現象が起きた時にはこうすれば良い、 途中の経過や理屈はブラックボックスで良いという態度だからです。
そのブラックボックスの部分を後知恵であれこれ説明する際に 非科学的な解釈が入り込むことが多く、結果として 理屈に関してはあやふやになってしまったのです。
ブラックボックスを認めるのは科学的でないと思うかもしれませんが、 現代科学をもってしても解明できないことはまだまだ多く、 現代医学にだって、分かっていないブラックボックスの部分はたくさんあります。
ロハスメディアから抜粋
東洋医学から一口メモ
医食同源の思想より
野菜をよく食べている人は、癌、心臓病、脳卒中などの成人病にかかりにくく、 長生きであることが分かってきました。私達は野菜から栄養を摂取しているだけでなく、 それを取ることによって体調を整え、病気になりにくい体を作っているのです。
