中国の鉄鉱石会社・海南鉱業は電気自動車(EV)用電池に使われる水酸化リチウムの製造工場を建設する [2021年08月24日(Tue)]
国土が広いということは、それだけ地下資源が多いということでもある。中国が今後、伸びていけるのはこの資源を開発できる技術を習得しているからだ。
日本は経済的占有海面が世界の第6位を占めているので、海底資源を経済的に開発できる技術が備われば、日本はまだまだ発展していける。小笠原列島も宝の列島かもしれない。 データ イギリス・ロイター2021・8・24 [23日 ロイター] - 中国の鉄鉱石会社・海南鉱業は23日、10億6500万元(約1億6400万ドル)を投じて、電気自動車(EV)用電池に使われる水酸化リチウムの製造工場を建設すると発表した。急拡大するEV需要を当て込む。 新工場は中国南部の本拠地・海南島の東方市に建設予定で、水酸化リチウムを年間2万トン生産する。 同社がリチウム生産に乗り出す背景には、需要の力強い増加や供給不足見通しでリチウム価格が今年に入っておよそ2倍に上昇していることがある。 海南鉱業は上海証券取引所に提出した文書で「この事業で使う、(リチウムを含む)リシア輝石の主要調達源であるオーストラリアに海南省はより近い」と指摘。海南島が「中国本土における水酸化リチウムの主要生産業者が位置する(内陸の)江西省や四川省と比べて、海上物流の面で明確に優位に立つ」と説明した。 私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」 |