個人投資家の株式購入、過去最大の21.8億ドル 19日の米株安で [2021年07月22日(Thu)]
個人投資家が現在が底値と判断したのかアメリカでは株式購入が増大しているという。
最近は,NYダウと日経平均は必ずしも連動していないが、大きな流れの中では同じ潮流の中にいる。 日本株の所有者は65%が外人投資筋と言われているが、日本での動きはどうなるであろうか。 データ イギリス・ロイター 2021・7.22 7月21日、 調査会社バンダ・リサーチのアナリストによると、米主要株価3指数が大幅安となった19日、個人投資家の株式購入が21億8000万ドル相当と、過去最大に達したことが分かった。 [ニューヨーク 21日 ロイター] - 調査会社バンダ・リサーチのアナリストによると、米主要株価3指数が大幅安となった19日、個人投資家の株式購入が21億8000万ドル相当と、過去最大に達した。 米国株式市場では19日、新型コロナウイルスのデルタ変異株の感染拡大で新たなロックダウン(都市封鎖)が実施され、景気回復が頓挫するとの懸念から広範な部門に売りが出た。 ナスダック総合とS&P総合500種の下落率は5月中旬以来、ダウ工業株30種は昨年10月以降で最大となった。 バンダによると、個人投資家が19日に購入した株式のうち、ETF(上場投資信託)が44%を占め、通常の取引日の約29%を大幅に上回った。 とりわけSPDR(スパイダー)S&P総合500種ETFの購入額は4億8200万ドルだった。 また、19日の取引では経済再開に絡む銘柄が売り込まれた。機関投資家が売りを出し、個人投資家からの引き合いも低調だったことが要因という。 私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」 |