リハビリマッサージで回復する。神経が繋がる。
入院中は、病室から車イスでリハビリ室に通い、約30分間のリハビリマッサージ を受けます。 その前に約20分位、電気療法による足にピリピリと通電する治療法を受けました。
このリハビリマッサージを行う方が大変優秀な方で、 その機能訓練・マッサージは約30分で施術が的確であったのですが、 徐々に少しだけ動くという神経が繋がった感じになるのには それでも約1ケ月かかりました。
その時の喜びは言葉では言い尽くせません。 こころの底から嬉しさがこみ上げてくるという、そういう感じでした。薬を飲むでもなく、手術をしたわけでもなく、機能訓練・マッサージだけで、 とうとう足の神経が繋がるということになったのです。 機能訓練とマッサージで麻痺から回復したのです。 正直これは驚きでした。
入院先の脳外科部長先生は,回診に来られるのですが、 私のところは"どうですか"というだけでいつも1分にも満たない回診でした。 神経の切断により麻痺が起きたわけですが、足首を切開して切断している 神経を繋ぐという手術は出来ないのですから、治療のしようがなかったのです。 脳梗塞などの手術なら腕をふるえたのだと思います。
その間、病室で約2ケ月寝ていました。本を大量に買い込み、 司馬遼太郎の"竜馬がゆく""坂の上の雲""この国のかたち” などをゆっくりと読み返しました。
2ケ月で退院しましたが、どちらかというと強引に退院させられたというところです。 脳神経外科病棟は、次から次と入院患者が送り込まれてきて、 私のような患者をいつまでも置いておくスペースがないというところだったのでしょう。
まだ、麻痺のままであり足首は上がらないのですが、足首を固定する用具を装着し、 杖で何とか歩けるようになったので、自宅から近くの病院の リハビリステーションに通い、機能訓練を行うことにしたのです。
しかし、その病院が貧弱な設備しかなく、その上リハビリする方の能力が ずさんであったため、回復が大幅に遅れてしまいました。 病院のリハビリに対する方針と姿勢、体制作りで差がでます。
