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世界最大の海軍を建設した中国、今後の出方は<下> 近海防御か遠海防衛か [2021年03月20日(Sat)]
中国は近海防御と言ってきたが、実質的には空母を増強して遠海防御に向かっている。アメリカ海軍をモデルとして、アメリカ軍を上回る機動力を持ちたいと願っていることは間違いない。

ただし、実戦経験がないだけに、有事の際に理論のように機能するかどうか。アメリカの第七艦隊も、ミサイルと核兵器で武装している国には避けているところだ。

中国海軍も長距離ミサイルと核を持っている国家に対しては、空母で接近しても軍事的威力はないであろう。

データ
アメリカ/CNN 2021.03.20 Sat posted at 12:25 JST


香港(CNN) 中国本土や東アジアで領有権を主張する地域の防衛について、中国政府は「近海防御」と呼んでいる。

世界最大の海軍を建設した中国、今後の出方は<上>

中国は海軍を大幅増強すると同時に、330万平方キロに広がる南シナ海のほぼ全域で領有権主張を強化。

岩礁や砂州で工事を行い、ミサイルや滑走路、兵器システムで要塞(ようさい)化された人工島を造成してきた。

米駆逐艦、南シナ海を航行 中国の領有権主張に対抗

「南シナ海の島や岩礁には、国家主権を守り公海上の軍事プレゼンスを維持する上で独自の利点がある」。こう指摘するのは、中国船舶集団が出版する北京の雑誌「艦船知識」の2020年12月の記事だ。

ただし同誌によると、こうした人工島は単独では持ちこたえられない。有事の際、南シナ海南部の前哨拠点は、船で1日以上かかる中国南岸付近から増援が必要となる可能性がある。

米海軍情報局の上級情報アナリスト、ジェニファー・ライス氏とエリック・ロッブ氏は先月、海軍大学中国海事研究所の論文で「中国は自国経済の依存する海峡や航路を支配しているわけではなく、『海上で危機や戦争が起きた場合、(中国の)海上輸送は寸断される可能性がある』」と指摘。

「ますますグローバル化する中国の経済権益に対応するためにも、地域に重点を置く近海防御では不十分だ」と述べた。

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両氏によると、中国は自国の軍事力をグローバルな国益の保護に活用するため、「遠海防衛」の実施を始めた。

「遠海防衛の考え方には、PLANに『グローバル展開』を求める中国政府の指示が反映されている」

そこにはイメージの問題も絡んでいる。この数十年、米海軍の空母が遠海に展開するイメージほど効果的な戦力投射はなかった。これこそ中国が渇望するものだと、専門家たちは指摘する。
Posted by ゆう東洋医学研究所 at 17:08 | 戦争と平和 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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