何の前触れもなく突然麻痺が襲ってきた
実はこれが足の麻痺だったのです。 何の前触れもなく突然麻痺が襲ってきたのです。 その時、自分では単なる痺れだろうと思い、特に痛みもないため、 痺れを取るため近くにあった海水風呂(海の水を温めた風呂屋− 看板は温泉ですが)に入り足を揉みました.
がなんともならず、 とりあえず車を運転してやっとのことで自宅に帰りました 。痛みが全くない症状でしたので、翌日には治るだろうと思い、 そのまま寝てしまいました。
翌日、朝一番で会議でしたが、やはりおかしく、 社員からも医者に行った方がよいと勧められ、会議を取りやめ、 すぐ行きつけのクリニックに行きました。
そこの主治医は,小生の足首から下が、だらりとたれ下がり、 足先が全く上に上がらないのを診察するなり、 "いつから発病したか"を確認し、”昨日の昼からだ”と話したら "ばかもん、その日のうちにすぐ医者に行かなければだめじゃないか" と怒鳴られ、すぐさま、脳神経外科の権威者がいる大病院に電話し、 医師に待機するよう指示し、小生をタクシーに押し込みました。 救急車を呼ぶよりその方が早いためでした。
大病院につくと救急患者入口に、看護師3名と脳外科部長、医師2名が 待機していてくれてすぐさま、診察を行い、MRをかけ、脳神経に 異常がないかチェックし、レントゲンもとり、同日即そのまま入院となりました。
その処置の迅速なこと、的確に検査を行い、治療を行いました。 そのスピードの速いこと、医師と看護師がテキパキと進めていくのには ただびっくりし、内心これはかなり悪い病気ではないかと恐怖心に包まれました。
いやほんとに怖いという実感でした。
結果として、脳神経には異常が見られないということになりました。
診断では、"脳疾患からくる麻痺の疑いがある"ということでしたが、 脳疾患との関連は検査ではでてこず、原因不明の足首の麻痺症状という ことになったのです。