マイクロソフトのメール狙った攻撃で「被害多数」、米政府が懸念
ロイター編集 [2021年03月07日(Sun)]
アメリカの問題だけでなく、日本もハッカー対策はしっかりすべきだ。情報が洩れるというのは日本国家としての危機である。
日本は、第二次世界大戦で日本の暗号がアメリカによって(外務省、海軍の暗号)解読されていて、それが敗戦の大きな原因になったことを肝に銘じることだ。 通信の秘密性をしっかりガードしなければならない。 当時、日本の野村大使が宣戦布告の通知書を時間を遅れてアメリカのハル国務長官に手渡したがそれが真珠湾攻撃後であったことが問題にされた。 しかし、ハル国務長官の回顧録に記載されているが、暗号解読で事前にそれを知っていたがそれを悟られないように苦労したなどと書いている。 したがってアメリカは真珠湾攻撃は”汚いジャップ(日本人)”という宣伝をしたが、暗号解読で事前に知っていたことが公になり、極東軍事裁判でも不問にされている。 そして、ハワイのアメリカの太平洋軍司令官キャンメル(だったと思うが)は職を解任されて軍事裁判にかけられたが、のちに名誉回復されている。 データ イギリス・ロイター 2021・3・7 米ホワイトハウスのサキ大統領報道官は5日、今週明らかになった米マイクロソフトの企業向け電子メールソフト「エクスチェンジサーバー」へのサイバー攻撃で、「多数の被害」が出ていると警告した(2021年 ロイター/Dado Ruvic) [ワシントン 5日 ロイター] - 米ホワイトハウスのサキ大統領報道官は5日、今週明らかになった米マイクロソフトの企業向け電子メールソフト「エクスチェンジサーバー」へのサイバー攻撃で、「多数の被害」が出ていると警告した。 マイクロソフトは2日、ハフニウムと呼ばれるハッカー集団が感染症研究者や法律事務所、高等教育機関などを標的に攻撃を仕掛け、情報を盗み出したと発表した。 サキ報道官は「広範な影響を及ぼし得る、重大なセキュリティー上の脆弱性があった」と語った。 私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」 |