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J&Jコロナワクチン承認、米接種計画への影響と効果 By Reuters Staff [2021年03月01日(Mon)]
新型コロナに対抗するワクチンの開発がすすみ実用化されはじめている。問題はそれで急速に鎮静化できるかどうかである。

アメリカの薬品メーカーが次々にワクチンを開発しているが、接種する人が増加しなくてはその実効性は担保されない。



データ
イギリス・ロイター 2021・3・1

[ニューヨーク 27日 ロイター] - 米医薬品大手、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)が開発した1回接種型の新型コロナウイルスワクチンが27日、米食品医薬品局(FDA)から緊急使用を許可され、近く米国で接種が始まる。

◎J&Jのワクチンの有効性は、他の2つに匹敵するか

ファイザー/ビオンテックとモデルナのワクチンは、メッセンジャーRNA(mRNA)と呼ばれるウイルスの遺伝子材料を駆使した新しい技術に基づいており、大規模な臨床試験(治験)で約95%の発症抑制効果が示された。

これに対し、J&Jのワクチンの同有効性はおよそ66%だ。

しかし、双方の治験には複数の重要な違いがあるため、直接的な比較はしにくい。

ファイザーとモデルナの治験は、軽度から中程度の症状抑制に効くことを重視しているが、J&Jは中程度から重度への進行抑制効果に特に目を向けている。

また、J&Jの治験は実施時期が遅れたため、感染力の強い複数の変異株が広がっている地域から相当数の被験者が参加しており、有効性を見る条件が厳しくなった可能性もある。

大事なのはJ&Jのワクチンが、重症化や入院の観点で見れば他社のワクチンと同等の有効性を備えており、治験の死亡抑制効果も同じく100%だった点だ。
Posted by ゆう東洋医学研究所 at 17:02 | 天国と地獄 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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