三井物、21年3月期純利益予想を2700億円に上方修正 資源高などで
ロイター編集 [2021年02月03日(Wed)]
多くの企業が収益低下で混迷している折に、利益の上乗せを実現する三井物産は優れた経営力である。 手堅い経営でマダカスカルにおけるニッケルの低迷で減益を余儀なくされるようだ。 データ イギリス・ロイター 2021・2・3 2月3日、三井物産は、2021年3月期の連結純利益予想を従来の1800億円から2700億円(前年比31%減)に上方修正した。 [東京 3日 ロイター] - 三井物産は3日、2021年3月期の連結純利益予想を従来の1800億円から2700億円(前年比31%減)に上方修正した。鉄鉱石価格の上昇を受け金属資源分野で上方修正したのをはじめ、複数の分野で事業環境や市況改善を受けた回復がみられた。期末配当予想は40円(年間は80円)で変更はない。 IBESがまとめたアナリスト7人のコンセンサス予想では、21年3月期通期の連結純利益予想の平均値は2084億円。 20年4─12月期決算(国際会計基準)では、純利益は前年比40.6%減の1989億円となった。 私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」 |