31日に再びロシア各地で大規模集会、モスクワでは経済活動停止へ [2021年01月30日(Sat)]
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憲法を改正して、絶対的な権力を掌握したプーチン氏だが、思わぬところで反対運動が起こり始めている。
野党指導者の拘束で、市民の反対運動が大規模におこり始めた。現代の皇帝になったプーチン氏だがロシア国民はその皇帝に納得していないということが顕在化してきたということだ。 ロシアの通信社が反プーチン氏の動きを報道していることは注目に値する。 データ ロシア・スプートニク2021年01月30日 11:52 トピックロシアの野党活動家ナワリヌイ氏の状況 (47) ドイツから帰国してモスクワの空港で拘束されたロシアの野党主導者、アレクセイ・ナワリヌイ氏の支持者による無許可の抗議行動が31日(日)に再びロシア各地で実施される。 これを前に、主要都市では警戒態勢の用意が進められている。 ナワリヌイ氏の釈放を要求する無許可の抗議活動はモスクワをはじめとする主要都市で予定されている。 これを受けてモスクワ市政府は31日の9時から23時にかけて、都心で酒類の販売を禁止する措置を発表したほか、一部の商店やカフェの営業を停止させた。 特に、容器に瓶が使用されている酒類については販売を厳しく制限する。 欧州議会、ナワリヌイ氏の逮捕に関連し、「ノード・ストリーム2」の建設停止を求める 31日に無許可集会が企画されていることを受け、最高検察庁とロシア内務省は大規模な暴動による刑事罰は最大で懲役15年になることを国民に喚起している。 すでにノボシビルスク市では抗議活動の参加者が略奪を呼び掛けたことから、検察は刑事責任の追及を検討している。 さらに、ロシアでは新型コロナウイルスの感染拡大による警戒態勢が導入されていることから、抗議活動への参加は刑事罰に加えて行政罰も適用されることを内務省は市民に周知している。 ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ報道官は抗議活動のオーガナイザーについて、「扇動者」と呼んでいる。 抗議集会についてはウラジミール・プーチン大統領もコメントを発表している。 意見を主張する権利は誰にでもあるとしつつ、「法律の枠組みを超えた行為はいずれも非建設的なだけでなく、危険」であり、「未成年者を巻き込むようなことがあってはならない」と強調している。 ロシア下院外交委員会のスルツキー委員長 ナワリヌイ氏逮捕 欧州議会の決議案は「やかましいだけの空砲」=露下院外交委員長 |



