トランプ大統領のお別れメッセージが公開、政治運動は「始まったばかり」 [2021年01月20日(Wed)]
トランプ氏の戦いは始まったばかりと彼は言う。アメリカの分断は深刻化することはあれ、融合知ることは難しかろう。 そういう予感がする。
ドイツのマース外相がコメントしているが、そのとうりである。 データ ロシア・スプートニク2021年01月20日 08:21 ドナルド・トランプ大統領は19日に公開したお別れビデオメッセージの中で、自らが起こした政治運動はまだ始まったばかりと発言した。 また、同盟国との連携を強化して中国の封じ込み政策を強力に推し進めたほか、過去数十年間で新たな戦争を始めなかった唯一の大統領であるとして、自らの功績を強調した。 トランプ大統領のビデオメッセージはホワイトハウスが公開している。 トランプ大統領はお別れメッセージの中で、自らが始めた政治的運動について次のようにコメントした。 私が水曜日の正午、新政権に権力を移行させようとしている今、皆さんに伝えておきたいことがある。我々が開始した運動はまだ始まったばかりだ。 また、同盟国との連携強化と中国の封じ込み政策において自らの功績を強調した。 我々は同盟関係に新たな命を吹き込み、世界の様々な国を結び付け、それにより対中姿勢をかつてないほどまでに高めた。 さらに米国自体の国力増加に加え、国外における影響力の強化についても大きな貢献をもたらしたとした。 私は厳しい戦いに挑み、さらには困難で難しい選択にも取り組んだ。というのも、まさにそのために皆さんは私を選出したからだ。 我々の議題は右翼か左翼か、共和党か民主党か、ではなく、国、国全体の幸福であった。我々は自国における米国の力と国外における米国のリーダーシップを回復した。 それと同時に、「過去数十年間で新たな戦争を一切始めなかった最初の大統領であることを特に誇りに思う」と発言し、国際平和への貢献についても指摘した。 ドイツのマース外相 米国社会の分断解消は困難、トランプ氏は退陣後も社会に影響を与える=独外相 1月6日の議事堂占拠事件について言及した中では、再び暴力行為を批判した。 我々の議事堂が襲撃された件ではすべての米国人が恐怖を感じた。政治的暴力は我々が米国人として誇りに思うすべての価値観に対する攻撃である。それを看過することは決してできない。 トランプ氏は任期最終日にワシントン近郊のアンドルーズ空軍基地で軍事式典を行い、その後、フロリダ州の別荘に向かうと報じられている。 |