モデルナ社、武田薬品および日本政府と提携し、メッセンジャーRNAベースの新型コロナウイルスワクチン(mRNA-1273)5,000万回分を日本に供給
[2021年01月17日(Sun)]
武田薬品はモデルナ社のワクチンを販売するようだ。武田薬品は社名こそ日本企業だが経営者は日本人から離れてしまっていて、グルーバルな陣容となっている。
データ [Moderna, Inc.]2021・1・17 厚生労働省と武田薬品が2021年前半から輸入販売予定 マサチューセッツ州ケンブリッジ発 - 2020年10月29 日 - 患者の暮らしを変える次世代の創薬を目指し、メッセンジャーRNA(mRNA)ベースの治療手段とワクチン分野をリードするバイオテクノロジー企業のModerna, Inc.(以下「モデルナ社」)は、厚生労働省と武田薬品工業株式会社(以下「武田薬品」)が、許認可取得を前提としてモデルナ社の対新型コロナウイルスワクチン候補薬であるmRNA-1273の5,000万回分の購入に合意したことを明らかにしました。 2021年上半期中のワクチン提供開始を目指して、モデルナ社はワクチン候補薬の製造と供給を行い、武田薬品が、厚生労働省、日本医療研究開発機構(AMED)およびモデルナ社の支援のもと、輸入、許認可、開発、流通を担います。 「厚生労働省と武田薬品のご支援をなくしては、新型コロナウイルスワクチン候補であるmRNA-1273を日本に供給することはかないません。 そのご支援とともに、厚生労働省がモデルナ社とmRNA-1273に信頼をお寄せいただいたことに、深く感謝します。 最近アメリカ国立衛生研究所(NIH)と共同で発表した、中高年および高齢者の臨床試験から得た有望なデータに鑑みて、mRNA-1273が感染症対策に役立つことを願っています。 11月に予定されている有効性データに関する初期の分析結果に期待しています。」とモデルナ社最高経営責任者であるステファン・バンセルは述べています。 |