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情報BOX:新型コロナウイルスワクチン、開発競争の最新状況 [2020年12月14日(Mon)]


新型コロナウイルスに対抗するワクチンの開発は、アメリカの製薬大手のフアイザーが先行しているがロイターの特集には日本の製薬会社は入っていない。

富士フイルムの関連会社の富山化学とか、武田薬品とか中外製薬とかの啓発は臨床実験のレベルまで達しているのであろうか。

日本の製薬会社、東大医学部などの大学医学部の研究機関、理研などの公立の感染症研究機関などは成果を早く出してほしい。
 
日本の感染拡大は第三次の段階を迎え、さらに拡大しているから急ぐ必要がある。

データ
イギリス・ロイター2020・12・14


12月11日、米食品医薬品局(FDA)は、米製薬大手ファイザーと独医薬品ベンチャーのビオンテックが開発した新型コロナウイルスワクチンの緊急使用を許可し、いよいよ米国で初めてのワクチン接種が始まる。(2020年 ロイター)

現段階で新型コロナウイルスワクチンの開発競争がどのような状況になっているのかを以下にまとめた。

<どこが先行しているのか>

開発競争の先頭を走っているのは、ファイザーとビオンテックだ。


両社は11月18日、世界に先駆けて後期臨床試験の完全なデータを公表し、今月3日にはまず英政府が緊急使用を認めた。その後9日にカナダ、11日に米国で承認された。

欧州医薬品庁(EMA)も29日までに使用許可に向けた審査を終える予定で、インドは審査を急いでいるところだ。

<2番手は>

米製薬会社モデルナが後続組から頭一つ抜け出して、ファイザー・ビオンテック連合を追っている。

11月30日に後期臨床試験のデータを全面的に公表し、94.1%の有効性を示した。FDAの専門家諮問委員会は今月17日に、EMAは来年1月12日までに緊急使用の是非を検討する。

<他の有力組は>

英製薬大手アストラゼネカはオックスフォード大学と共同開発しているワクチンについて、11月23日に後期試験の暫定データを公表し、現在英政府に使用許可を申請中。

暫定データでは、平均的な有効性は70%だった一方、1回目にフル容量の半分、2回目にフル容量を接種した被験者群の有効性は90%に達した。

当局がこうしたデータをどうみなすかは不透明だ。インド政府は審査を加速しているが、より多くのデータも要求している。アストラゼネカはEMAとも協議に入っている。

米日用品・医薬品大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)は年内もしくは来年初めに臨床試験データの公表を予定し、効果が確認できれば来年2月中にFDAへ使用許可を申請する予定。

J&Jは今月9日、被験者を6万人から4万人に絞り込んでおり、より早く結果をまとめられる可能性がある。

米バイオ医薬品のノババックスは英国で後期臨床試験を実施中で、来年第1・四半期にデータを公表する方針。年内に米国でも後期試験を開始する。

だが仏製薬大手サノフィと英製薬大手グラクソ・スミスクラインは、ワクチン開発競争で後退を強いられた。今月11日、それぞれの試験でより高齢の被験者の免疫反応が不十分だったと明らかにしたためで、来年2月に新たな試験を始めるという。
Posted by ゆう東洋医学研究所 at 11:50 | 天国と地獄 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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