米国の反トランプおよびトランプ支持の集会で乱闘と発砲が発生したという。アメリカ人は銃でそれぞれが武装しているから、武力衝突の危険は高まる。
トランプ派は、トランプ氏支持者で州を越えて連合しようという動きが出てきた。第二次南北戦争に発展するかどうかということもあるが、そうはならないであろう。
しかし、小競り合いはこれから多発することになる。市民が武器で武装している社会だけに衝突が繰り返されると、流血という不幸に陥る。

データ
ロシア・スプートニク2020年12月13日 17:55L
トピック2020年米国大統領選挙 (195)
米国の現職大統領ドナルド・トランプ氏の支持者および反対者が集会の場で衝突し、数人が負傷した。テレビチャンネルNBCが報じた。
ワシントン州オリンピア市では、銃の発砲により1人が負傷した。行動の際に発砲が始まった。警察のダレン・ライト巡査部長は、1人を拘束したと発表した。同巡査部長によれば、支持派と反対派の両陣営が武器を所持していたという。
ワシントン自体でも衝突が発生し、4人が重傷を負った。
警察発表を引用しワシントン・ポスト紙が発表したところによれば、衝突により23人が拘束されている。
なぜ抗議行動が始まったのか
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12月11日、米国最高裁判所は、ジョージア州とミシガン州、ペンシルベニア州、ウィスコンシン州の4州での大統領選挙結果の再調査に関するテキサス州検事総長の訴訟を却下した。
現在、これらの州では民主党のジョー・バイデン氏が勝利を収めている。
これへの対応としてトランプ氏は、最高裁判所は彼と彼の陣営を「失望」させ、賢明さと勇敢さを欠くことで彼を非難したと表明した。
米国のメディアは、バイデン氏が勝利に必要な選挙人の投票数を得たことから、同氏を次の大統領と呼んでいる。
12月14日、選挙人らは各州のそれぞれの投票に合わせ各候補への投票を行う。その後、議会が選挙結果を確認することとなる。