経済の強さに支えられた福祉国家を [2017年01月04日(Wed)]
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経済の強さに支えられた福祉国家を。
明けましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いいたします。 さて、2017年になったが、 しっかりした国家の未来図を明らかにしていくことが必要だ。私見であるが、 その未来図は強力な経済力に裏打ちされた福祉国家を目指すことにある。 経済の復権を成し遂げ、そこから生み出される財源をベースに この日本に老後を安心して生活できる豊かな福祉社会を実現する ことだ。そして世界一安い税金になることを目標に掲げ、 老齢になっても豊かに過ごせる福祉が充実した社会を創りあげることだ。 日本を”楽土”に。 日本を 世界唯一の”楽土”とすることを目標にしよう。 多くの市民が、老後の生活に不安を抱き、税金のアップによる 市民個人への負担増加におびえて、しかも国家の未来図が見えない 状況では働く希望が見いだせなくなる。 政治は混迷しているし、財政状況は悪化の一途であるし、 人口も減少の一途だし、 このままでは,日本はじりじりと弱小国に落ちぶれていく しかなくなってしまうのではないだろうか。 そういう不安を抱く市民もいるだろう。 日本の優位性を見てみよう。 1、 日本は、気候温暖の上、大陸から切り離され、 四方を海洋で囲まれている。これは日本の安全性からすると 防衛しやすい利点である。韓国と対比すると危険度の差がわかる。 しかも防衛費―軍事費は世界第七位のレベルの備えがある。 2、 海洋に囲まれていることは、太平洋と日本海が日本の資源となる。 漁業資源、海底資源(マンガン鉱、天然ガス、ヨウ素など)、 交通、輸送の便宜性がある。 3、 日本が管轄する排他的経済水域(EEZ)は世界10位内 (世界第六位 447万平方キロメートル)に入る 広大な面積があり、これからの上記の資源開発に強い優位性を持っている。 4、 日本は単一民族であり、他の複合国家が悩ませられる 国内の民族抗争がないので、複数民族を抱える他国と比較し 多大の労力と資金をとられることがない。 そして、人種間の争いもない、キリスト教徒とイスラム教徒の争いもなく 宗教間の争いもない、また移民との軋轢、暴動もないという利点が大きい。 5、 米作技術と米作に適した気候風土を持っている。 米は小容積で保存がきく。しかも品質がよく栄養価が高い食品である。 自給体制を築くことが可能となる。しかも水資源が豊富であることも強みだ。 6、 もの創りの工業技術力は世界特許(工業関連特許数で世界2位) に裏打ちされた優秀性である。世界的にトップレベルの技術を持つ 企業がいくらでもある。また、イノベーションの気風に富み、 かなりのレベルまで研究体制も整っていることがあげられる。 7、 企業を含め組織の運営力、統治技能も高い。 但し他民族の企業体の統治については、まだ人材育成の必要があるだろう。国内で他民族との同居調和ということが、日本史の中でないことが、他民族統治を学んでいないという難しさだろう。人材のスケールが問題となる。 8、 巨大な市場が直ぐ近くにあること。 中国は日本の人口を持つ国が13個もあると考えていくことだ。 マーケットの大きさが途轍もない。それだけ13億とも15億とも いわれる巨大な人口を抱えているのだから政治は混沌とせざるを得ない、 難しい国家統治の国とみておいた方がよい。 そう考えて付き合っていくしかないだろう。 (日本などは1億強の人口で政治が混沌としていることを 思い起こせばわかりやすい。) 9、 外交力が発揮できるチャンスだ。 今まで対米一辺倒だったが、 米国を超えようとする 中国が台頭してきたのであるから、 これからますます外交力が必要となってくる。 昔,犬猿の仲だった長州と薩摩を結びつけた力が 日本人にはあるのだから、米中をうまく取り持つことなど、 日本が得意とするところであろう。 強国をコントロールしていくしか道はない。 米中が直接仲良くしてくると日本は米中からはじかれる危険が高い。日本の発展 のための国益とはなにかをよく考えていくことだ。 (日本から中国に進出している企業数が多いこと、 対中国との貿易輸出入も米国を超えていることも念頭に入れて。) 優秀な外務省と有能な外交官に期待したい。 10.資源確保を行っていること。少し前までの円高の時代に資源確保の投資を行っていること。 したたかに海外の企業買収など海外投資もしっかり行っていること。 商社などが独自の戦略をもち、資源確保を進めている。 今後は更に強化して多角化を図っていくだろう。南米などに農業投資もかなり大規模に行っている。但し、失敗例もある。 11、日本は1億2000万人強の人口を持っている。 1億人以上の 人口を持っている国は世界にそう多くはない。 (世界で200ケ国以上ある中で1億人以上は11ケ国。日本は10番目。) しかも優れた質の良い 労働力を持っている。国力という面では優れた強みだ。日本の資源は人だ。 以上のように、日本は多くの優位性を持っている経済強国である。 なにも悲観することはない。現在の政治を見ると一抹の不安がよぎるが。 ただ、ないのが国家の未来図である。その未来図は我々が自分自身 で創り上げていくしか、ないのかもしれないが、 "経済の強さに支えられた福祉国家"が一つの目標となるであろう。 老後に不安のない社会を 福祉が充実し老後に不安がなくなれば、市民は安心して子を創り、育て、 自然と人口は増加する。人口の増加すなわち”日本人”を増やしていくことだ。 なぜなら、資源の無い日本は、人が、日本人そのものが,資源だからだ。 だが、日本近海から、石油に代わるエネルギー源の発見、金銀、マンガンなどの海底資源が発見されている。技術力でカバーできれば、資源大国になりえる可能性を秘めている。 日本は海洋民族だ。 同時に日本の未来は海にあり、海洋国家であり海洋民族であることを 再認識することだ。漁業資源と海底資源の宝庫のEEZ排他的経済水域 (447万平方キロ)を活用していくことだ。 上記の文章は、実は2011年1月1日に書いたものである。明るい年の始まりであった。一部加筆 しかし、2011年3月11日を境に日本は、暗転してしまったのではなかろうか。フクシマ第一原発事故直後、東日本の日本人は大量の放射性物質を浴びてしまっている。 しかも、現在ではその放出する量は減少してはいるが、いまだに収束させることができない。放出中であるということだ。また、現時点でその費用だけで20兆円を超えるという。廃炉までに30年かかるというから今後ともその費用は、想像以上に大きく増加していくであろう。 それが日本経済と国民にダメージを与えていくことが危惧される。そして国民の健康にも。 将来の日本民族の子孫に与えるでろうダメージの第一は、穀物の自給率の低さである。 ダメージの第二は、原発事故処理がいまだできていないことだ。 経済力があるうちに、ダメージの改善を目指し、優位性を生かし、将来の憂いをなくすことを期待したい。 |



