フィリピンの中国大使館、米はアジアで「混乱引き起こしている」 [2020年11月24日(Tue)]
混乱を引き起こしているのは中国で、強引に南シナ海の岩礁を埋め立て,島を建設して軍事帰途を作ったことによるのではないか。
中国の軍事力はアジアでは圧倒的な力を持つので、その力を背景に南シナ海を領有化しようとしている、とまわりの国々は見ている。 中国の大使館は、自国の方針の実行がその職務であるにしても、あまり露骨な発言や行動は逆に周辺諸国の反感を買うのではなかろうか。 データ イギリス・ロイターBy Reuters Staff2020・11.24 [マニラ 24日 ロイター] - 在フィリピン中国大使館は、オブライエン米大統領補佐官(安全保障担当)が23日にフィリピンのマニラを訪問した際、南シナ海で中国と領有権を争うフィリピンとベトナムへの支持を表明したことを受け、米国はアジアで「混乱を引き起こしている」と非難した。 オブライエン氏は米政府による台湾への関与を強調し、フィリピンとベトナムは「米国の後ろ盾がある」と述べた。中国は軍事的圧力を使って国益を高めているとも主張した。 中国大使館は23日遅くに出した声明で「この地域へのオブライエン氏の訪問は地域の平和と安定を推進するという目的はなく、自国の利益追求のために地域で混乱を引き起こす狙いがあった」と批判した。 その上で、米国は南シナ海で「対立をあおるのをやめ」、「完全なる中国の内政問題である台湾・香港問題で無責任な発言をやめる」べきだとした。 |