石油需要は2027-28年がピーク、従来予想は30年=エクイノール
[2020年11月17日(Tue)]
需要の増加に対する悲観的なみかたであるが、石油の消費需要はこれからもげんしょうしていくであろう。
自動車の石油エネルギーの活用の範囲は狭められていく。 データ イギリス・ロイター2020・11.17 11月17日 ノルウェーの石油会社エクイノールは年次見通しを発表し、世界の石油需要は2027─2028年頃までにピークを迎える、との予測を明らかにした。 [オスロ 17日 ロイター] - ノルウェーの石油会社エクイノールEQNR.OLは17日、年次見通しを発表し、世界の石油需要は2027─2028年頃までにピークを迎える、との予測を明らかにした。 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、同社の従来見通しに比べピークが2年程度早まるという。 ピーク時期についての見方は各社で異なるが、新たな油田探査・開発計画には重しとなる。 同社は従来、2030年がピークと予想していたが、その可能性は低下したと指摘。 メーンシナリオとして、2025年ごろまでに石油需要がコロナ危機前の水準である日量約1億バレルを回復した後、2050年には同8800万バレルに減少するとしている。 1年前のメーンシナリオは、2030年ごろに同1億0500万バレルのピークを付け、電気自動車の普及が化石燃料への需要を鈍化させることから、2050年までに同9300万バレルに減少するというものだった。 |