トランプ氏の勝利宣言 2人が勝利宣言している。アメリカの選挙は奇妙な形となってきた。選挙の結果を司法にゆだねるとは。
三権分立の原則など吹っ飛んでいる。しかも事前にトランプ氏が優位となるような最高裁の人事を決定している。
そして裁判に持ち込み、この選挙は不正があったと判定し、選挙の結果破棄、トランプ大統領の続投というシナリオなのであろうが、果たしてそうなるかどうかである。
データ
ロシア・スプートニク2020年11月08日 09:09
トピック2020年米国大統領選挙
大統領選の集計作業が続く米国ではトランプ大統領が再び勝利宣言を発出した。民主党のジョー・バイデン氏も勝利宣言を発表しており、裁判での敗北が決定するまでトランプ陣営は敗北宣言を表明しない見通し。
トランプ大統領はツイッターに投稿し、一部の選挙所で監視人が投票所への入室を拒否された事例について指摘した。
そのうえで、「私が選挙で勝利した、7100万票もの正当な票を獲得した」と記した。
また、郵便投票の制度について言及した中で、問題を改めて強調した。
酷い事態となり、我々の監視人に確認を行わせなかった。こんなことはかつてなかった。数百万の投票用紙が違う人物に送られていたのだから!
この投稿を受けてツイッター側はすぐにマークを貼りつけ、「不正投票に関する発言は意見が分かれています」と読者に注意を促した。
連邦最高裁
ペンシルベニア州の郵便投票は個別に集計へ 連邦最高裁の決定
トランプ陣営は一部の州で訴訟手続きを進めており、これらの裁判で敗訴が決定した場合に限り、陣営側は敗北を認めるとしている。
トランプ大統領側は一部の州で不正があったとみており、集計作業を停止し、共和党の監視人を開票所に通すよう求めている。
米国メディアはジョー・バイデン氏の勝利を報じており、各国首脳も大統領選での勝利を祝福している。
関連ニュース
バイデン氏が勝利宣言 国民に分断の克服呼び掛ける
トランプ氏、ペンシルベニアの集計作業での不正を主張