原油価格の下落が加速 トランプ氏の新型コロナ感染のニュースを [2020年10月03日(Sat)]
株式も、原油価格も下落した。トランプ氏の感染ニュースの影響の大きさである。原油価格はさらに下落傾向にあるという。
逆に上昇するのではと思った人もいるだろうが、トランプ氏のコロナ感染はマイナス要因としてとらえられている。 原油価格の下落は産油国であるアラブ諸国の経済を直撃する。アゼルバイジャンとアルメニアの戦争も原油の輸送問題が絡んでいる。 データ ロシア・スプートニク2020年10月02日 22:30 10月2日の世界の原油価格は、ドナルド・トランプ米大統領の新型コロナウイルス感染のニュースを受けて4%以上下落した。 日本時間の19時13分時点では、12月の北海ブレント原油先物価格は1バレルあたり39.14ドル(4.37%減)、11月のWTI原油価格は1バレルあたり36.98ドル(4.49%減)まで下落した。 ロシアの原油採掘 2025年までに無人化 トランプ夫妻が新型コロナウイルスに感染したとのニュースが原油相場に影響を与えている。さらに、11月に行われる米大統領選を前に世界経済の見通しへの懸念も強まっている。 ナショナル・オーストラリア銀行の専門家、ラクラン・ショー氏によると、原油市場ではすでに価格の下降傾向が見られるという。 前日には北海ブレント原油価格は1バレルあたり39.95ドルまで下落した。 ショー氏は、「今回の出来事(トランプ氏感染)によって、将来への不確実性が増大し、人々はリスクを回避せざるを得えなくなった」と指摘している。 |