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原油先物は2%超下落、米中のコロナ感染第2波を懸念 [2020年06月15日(Mon)]
夏場は基本的に暖房需要がなくなるので石油製品全般が減速傾向になるが、それにプラスして新型コロナにより経済活動が不活発であれば交通エネルギーとしての石油製品も減少せざるを得ない。

工場が動かなければ、燃料としての石油製品の消費は減退する。

コロナの第二波のリスクがあれば経済活動は委縮して石油製品の消費は減少していくであろう。
産油国は原油生産の縮小と価格の低下傾向に悩まされることになる。

アメリカのオイルシール生産者は、石油製品の下落により採算分岐点を切るようならば、手痛い打撃をこうむることになる。

データ
英国・ロイターReuters 2020・6・15


[東京 15日 ロイター] - アジア時間の原油先物相場は2%超下落。中国や米国で新型コロナウイルス感染第2波に対する懸念が浮上しており、燃料需要の回復ペースが鈍るとの見方が広がっている。

0302GMT(日本時間午後0時02分)現在、北海ブレントLCOc1は0.89ドル(2.3%)安の1バレル=37.84ドル。

WTICLc1は1.18ドル(3.3%)安の35.08ドル。

北海ブレントとWTIは先週約8%下落、週間ベースで4月以来初の下落となった。米国の新型コロナ流行に対する懸念が背景にある。
Posted by ゆう東洋医学研究所 at 15:34 | 天国と地獄 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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