町工場のオゾンガス消毒器に注文殺到 コロナにも効果か [2020年06月05日(Fri)]
ものつくりの日本の町工場で、新型コロナにも効力のあるオゾンガス消毒器に注目が集まっている。
さすがはものつくりの日本だけのことはある。町工場からも医療用にも注目され、使用されている。 オゾンガスが施設や資機材などに付着したウイルスや病原菌を強い酸化力で無毒化するという。 消毒液を噴霧するというのは種類によっては子供などに有害なものもあるようなので、このオゾンガスが注目されている。 データ 朝日新聞デジタル6/5(金) 10:27配信 ものづくりの町で知られる大阪府東大阪市の町工場で製造されているオゾンガス消毒器に、新型コロナウイルスの対応に当たっている全国の医療機関や消防、警察などからの注文が急増している。 製造しているのは、同市の消毒器メーカー「タムラテコ」。 無人環境で空気中の酸素から生成したオゾンガスを高濃度で噴霧。そのオゾンガスが施設や資機材などに付着したウイルスや病原菌を強い酸化力で無毒化する。 消毒が終わると、オゾンガスを自動回収して酸素に変える仕組みだ。 消毒器は、インフルエンザウイルスやメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)への不活化効果がある。 また新型コロナウイルスに関しては、最近の奈良県立医科大学などの実証実験で不活化効果が確認された。 製品は国から承認された医療用と民生用の2種類ある。医療用は管理医療機器のため、医療従事者の管理下でのみ購入使用ができる。 毎年約1千台の注文があるのに対し、この2カ月半の間で全国の医療機関などから約17万台の注文を受けている。 |