貧困地区で死者激増、警官と衝突も 新型コロナが浮き彫りにするフランスの分断 [2020年04月28日(Tue)]
米国のCNNが報じているが、このことは実はニューヨークで起きていることなのではないか。アメリカの富裕層はとっくにニューヨークからフロリダの別荘に逃げ出している。
フランスの富裕層は地中海の別荘にこもり、日本の富裕層は東京から軽井沢の別荘に逃げ出している。貧困層が多いパリの人口密集地区で死者が激増している。 フランスではロックダウン(都市封鎖)は3月17日からだから約2ケ月間、都市封鎖が行なわれている。新型コロナの犠牲者は貧困層に多いということなのであろうか。 データ 米国CNN4/27(月) 18:06配信 パリ(CNN) 富裕層は地中海の別荘にこもり、貧困層が多い人口密集地では死者が激増して暴動が頻発する――。 新型コロナウイルスの流行が続く中で、そんなフランスの実態が浮き彫りになっている。 パリ北郊では警官による暴行や人種差別が伝えられたことを受けて暴動が発生。 ソーシャルメディアに投稿された映像には、路上の車両やごみ箱が放火されたり、爆竹を投げつけられた警官隊が群衆を制圧に向かったりする様子が映っている。 フランスでは3月17日にロックダウン(都市封鎖)が発表された。 5月11日までは生活必需品の買い物などを除いて外出が禁止され、外出する場合は許可書を提示する必要がある。 市民団体や労働組合でつくる団体は4月24日に発表した論説で、こうした対策の影響により、低所得者層が多く人口密度が高い地域の住民は、特に大きな打撃を受けていると指摘した。 |