全米でインフルエンザの猛威続く 死者1.4万人、感染者2600万人 [2020年02月20日(Thu)]
中国だけでなく、アメリカでもインフルエンザが蔓延して、感染者が2600万人にのぼっているという。
死者も14000人に達し、中国の死者より上回っている。アメリカからの来日客に対しても厳しい防御線を張る必要があるのではないか。 データ アメリカ/CNN2020.02.19 Wed posted at 14:32 JST 全米でのインフルエンザによる死者が1万4000人に達したことがわかった (CNN) 米国でインフルエンザの猛威が続いている。米疾病対策センター(CDC)によると、今シーズンの感染者は全米で少なくとも2600万人、死者は少なくとも1万4000人に増えた。 米国立アレルギー・感染症研究所(NIAID)によると、昨年9月29日から始まった2019〜20年のインフルエンザシーズンは、過去10年で最悪級の状況が予想される。 これまでに少なくとも25万人が、インフルエンザによる合併症のために入院した。猛威が続く中、この数はさらに増える見通しだ。 今シーズンのインフルエンザで死亡した1万4000人のうち、少なくとも92人は子どもだった。 CDCが今週まとめた報告書によれば、インフルエンザはほぼ全地域に拡大し、48州とプエルトリコで猛威を振るっている。 インフルエンザは2次感染が起きると危険性が増す。これは免疫系が弱っていることによるもので、細菌やウイルス感染の合併症によって症状が悪化する。 慢性疾患の既往症がある人も、インフルエンザの合併症を起こす危険が大きい。合併症による肺炎、心臓や脳の炎症、臓器不全のため死に至ることもある。 インフルエンザはウイルスが毎年変異することから対応が難しい。そのシーズンに優勢なウイルスが、それまでの年より毒性が強まることもあり、それが感染者数や症状の重さに影響する。 |