トルコ、リビア暫定政府を支援するため軍を派遣 [2020年01月17日(Fri)]
リビア内戦は、カダフイー氏の失脚後、長きにわたって内戦状態が継続している。ハリフル氏の勝利がまじかで内戦が終結するかの時に。劣勢のGNAがトルコに援軍を要請した。
トルコが介入すると、リビア周辺のアラブ諸国も内戦に介入してくるであろうといわれている。外国軍隊が介入すると内戦がさらに長引くことになろう。 中東地区はイランとアメリカとの対立に加えて、リビアがまたその対立軸となってくる。シリアも内戦が終わったわけではなく現在も継続している。 中東は世界の火薬庫といわれているがそのとおりの様相となってきた。 データ ロシア・スプートニク2020年01月16日 23:01 トルコのエルドアン大統領は、リビアの国民合意政府(GNA)を支援するため、トルコ軍を派遣していると発表した。 エルドアン氏は軍の派遣について、「リビアの合法政府に支援と安定を提供するためだ」と述べた。 ハフタル陸軍元帥、リビア休戦協定に署名せず エルドアン氏によると、トルコの安全保障はその国境外から始まっているため、トルコは南部の安定を確保するためにできる限りのことをするという。 2019年11月末、エルドアン大統領と、リビア領土の一部のみを管理するGNAのファイズ・サラージ首相は、軍事分野における協力と海上境界に関する相互理解についての覚書に調印した。この覚書は、地域の非難を呼んだ。 トルコ議会は1月2日、リビアへの軍事支援を承認し、トルコは1月6日、サラージ政権を支援するために軍の派遣を開始したと発表した。 |