金正恩氏、米に警告 敵対政策継続なら「非核化は永遠にない」 [2020年01月01日(Wed)]
北朝鮮の警告からみると、アメリカと北朝鮮の交渉は暗礁に乗り上げたということであろうか。
アメリカは、非核化が実現する前に経済制裁を解除するかどうかであるが、トランプはおそらく解除はしないであろう。 ”恒久的な平和維持体制が構築されるまで”軍備を強化していくというのであるから、平和時の非核化は難しい。 データ 1/1(水) 13:10配信アメリカ CNN.co.jp ワシントン(CNN) 北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長は12月31日、米国が敵対政策を続けるなら、朝鮮半島の非核化は「永遠にない」と警告した。朝鮮中央通信(KCNA)が伝えた。 KCNAによると、正恩氏は党中央委員会総会で、国の長期的な安全を保障するためには、不断の警戒態勢を保ち、「米国の核の脅威を抑え込む強力な核抑止力」に頼る必要があると語った。 正恩氏はさらに「米国が敵対政策を撤回し、恒久的な平和維持体制が構築されるまで、国家安全保障に必要な戦略兵器を着実に開発していく」と表明。 近い将来に「世界は新たな戦略兵器を目にするだろう」と宣言した。 これに対し、ポンペオ米国務長官はFOXニュースの番組で、正恩氏が「そうした方向に向かわず、紛争や戦争よりも平和と繁栄を選ぶ」ことを望むと表明した。 ポンペオ氏はCBSテレビの番組でも、正恩氏が「正しい決断を下すことを期待している」と強調し、「金委員長がトランプ大統領との約束を破ったのであれば、深く失望する」と述べた。 |