来週の日本株は底堅い、米中は協議継続シナリオ 米経済指標も注目 [2019年11月29日(Fri)]
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Reuters Staff 2019.11/29 [東京 29日 ロイター] - 来週の東京株式市場は底堅い展開が予想されている。香港情勢を巡る米中の対立は懸念されるものの、通商協議の「第1弾」の合意に対する期待が下値を支えそうだ。 米国ではISM製造業景気指数など重要経済指標の発表が続く。これらが悪い内容とならず、外部環境も安定していれば25日移動平均線前後で値固めの動きとなる可能性がある。 日経平均の予想レンジは2万3100─2万3600円。 米国で「香港人権・民主主義法案」が成立したことを受け、中国政府が「断固とした報復措置」を取ると表明した。 中国の出方次第では両国が進める通商協議が難航することも予想され、大きくポジションを傾けにくい。 |