米軍の自殺者、増加傾向止まらず 昨年は541人 [2019年09月28日(Sat)]
先日、アメリカの空母で連続して4名の自殺者を出したことが報じられていた。軍隊という組織の中でなにかの歯車が狂い始めているということである。
軍隊の自壊ともいう現象である。第一次世界大戦の折にもドイツ軍の兵士の厭戦ムードがドイツ軍の自壊を起すきっかけとなっている。 アメリカ海軍のイージス艦などの連続した衝突事故なども、かなりおかしい事態である。最強と言われるイージス艦が単なる衝突を起すこと事態そのものがたるんでいることにもなるが、その軍艦の衝突したあとの創傷も大きい。これも問題となる。 データ 9/27(金) 15:40配信CNN.co.jp ワシントン(CNN) 米軍で2018年の1年間に自殺した兵士が541人に達したことが、米国防総省が26日に発表した報告書で分かった。 エスパー国防長官は25日、記者団に対して「今後のさらなる自殺を防ぐための答えが出せればいいのだが、それができない。若者の自殺という、いわば国家的疫病にわれわれは足を取られている。しかも若者だけにとどまらない」と語った。 2017年の自殺者は511人だった。18年は特に、現役兵の自殺の増加が目立つ。 18年に自殺した現役兵は325人と、前年の285人、16年の280人に比べて急増した。 一方、予備役の自殺は18年が81人、17年が93人、16年は80人だった。州兵の自殺は18年が135人、17年が133人、16年が122人となっている。 |