トランプ米大統領と議会、2年間の借り入れ権限延長と歳出枠で合意 [2019年07月23日(Tue)]
|
米国債の償還ができないデフォルト(債務不履行)に陥る恐れがあったと言われていたが、それは回避できたということを意味する。
データ Reuters 2019.7.23 [ワシントン 22日 ロイター] - トランプ米大統領と議会指導部は22日、2年間の借り入れ権限の延長と歳出枠の設定で合意した。 トランプ氏はツイッターに「マコネル共和党上院院内総務、シューマー民主党上院院内総務、ペロシ下院議長、マッカーシー共和党下院院内総務と合意に至ったことをうれしく思う」と投稿した。 シューマー氏とペロシ氏は即座に声明を発表し、合意を確認した。上下院が可決してトランプ氏が署名すれば合意案は成立する。 合意案によると、財務省の借り入れ権限は2021年7月31日まで延長される。 連邦政府の借入限度額を法律で定めた債務上限は、3月に停止期間が切れて復活していた。 連邦債務は9月9日までには上限に達すると予想されており、借り入れ権限の延長なしでは資金が枯渇し、米国債の償還ができないデフォルト(債務不履行)に陥る恐れがあった。 また、連邦政府の今後2年間の国防費および非国防費の歳出枠を設定した。 |



