アメリカのトラウマ トラウマは消えていない 3 [2016年11月05日(Sat)]
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ベトナム戦争の泥沼化
この内容は、何故アメリカがベトナム介入をして泥沼化したかということの 原因は、"十数億の人々を有する共産国を、ソ連に接して誕生するのを、 指をくわえて見過ごした。この中国喪失体験が、ベトナム介入についての アメリカの態度を強くしばりました。"という。そして アメリカの歴史の誤用がベトナム戦争の泥沼化を導いたと結論している。 その結果、アメリカはベトナムで敗北し撤退を余儀なくされた。 トラウマは消えていない さて、問題なのはアメリカのトラウマが、現在も継続しているのだろうか ということである。トラウマを背負ったアメリカが、日本の中国への 経済進出をどう見ているのか。快く思っているのだろうか、 とよく考えるべきであろう。第二次世界大戦の原因の一つは中国の市場を 日米で争ったという側面があることを忘れるべきではない。 アメリカからの視角 アメリカから観れば、日本と中国とが仲良くなることは、軍事面、経済面で も好ましいと事と映るだろうか。ひょっとすると、日本と中国との仲が悪く なることがアメリカのメリット[国益]になると考えているのかもしれない。 アメリカのトラウマは戦後67年経った今も継続していると考えておくべき だろう。 一方、中国から観れば、アメリカは最後まで蒋介石を支援し、 二つの中国を創ったということが中国のトラウマになっているかもしれない。 この中国のトラウマがあるとすれば、中国とアメリカとの微妙な駆け引きの中で 日本が動けるカードとなるだろう。 アジア政策の視角 アメリカが、3.11以降の日本の国力をどのように判断しているか ということが、これからアメリカのアジア政策として顕在化してくる。 すなわち、 アメリカは、更に、中国市場を取り込もうと動きだしたと視るべきであろう。 中国とは軍事の問題があるが、アメリカは現状維持を狙い、封じ込めではなく、 経済関係を強化し、その中に包括して行く戦略なのではないだろうか。 日本は、中国との外交を考える時、中国との摩擦を考える時、 アメリカの動きを今まで以上に絶えず注視しておくべきであろう。 そして、今後、アメリカが日本の状況をどう評価しているかということが、 中国の動き方に端的に反映してくると考える。 日本は近隣の国々と経済的にも、軍事的にも仲良くすることが、 東アジアの緊張を和らげ、日本の国益に沿うのだということを確認しよう。 <データ> アーネスト・メイ 歴史の教訓 1973年 ハーバード大学 政治学専攻 加藤陽子 それでも、日本人は戦争を選んだ 東京大学 日本近現代史専攻 瀬島龍三 大東亜戦争の実相 2000年 陸軍大学校 大本営陸軍参謀 日本はなぜ大東亜戦争を戦うことになったのか。 ”1930年代より大東亜戦争開戦までの間、日本が歩んだ途の回顧” 1972年米国ハーバード大学大学院講演録ー 上記をハーバード大で講演している。 <データ> 米国の太平洋の世紀 2011年11月10日 APECでの米国、ヒラリー・クリントン国務長官の演説 注、APECーーアジア太平洋経済協力首脳会議の略 |



