北朝鮮の金正恩氏と会談した中国の習主席は、大阪でのトランプ氏との首脳会談で、南北朝鮮の停戦協定を平和条約にすることを持ち出すかもしれない。
金正恩氏からトランプ氏への親書はその伏線を示唆しているものと思はれる。
アメリカの北朝鮮担当官が韓国に飛んでいることは、その辺の打ち合わせという可能性がある。
朝鮮半島38度線の解決には、アメリカと中国と北朝鮮の当事者の合意が必要であるから、この機会を逃さずに という思いが金正恩氏にはあるだろう。韓国は異存はない。
しかし、貿易戦争は簡単には終結しないであろうから、そこまでいきつくかどうか。

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スプートニク日本 2019年06月25日 11:42
米国のトランプ大統領は20カ国・地域(G20)首脳会議に合わせて中国の習近平国家主席と大阪で会談し、二国間の貿易について協議を継続するものの、これまでの強硬姿勢は崩さない。
米国の政府高官が24日のブリーフィングで明らかにした。
米国の政府高官によれば、トランプ大統領はG20サミットに合わせて大阪で習主席との首脳会談に臨むが、これまでの強硬姿勢を崩すことはない。
両国首脳はこれまでの協議を通して貿易摩擦の解消には至らなかったものの、トランプ大統領は前回の協議以降、中国側との連絡を継続している。
ただし、大阪での協議でもこれまでの強硬姿勢は崩さないとみられている。
また、政府高官は米中首脳会談の正確な開催日時について明言は避けつつも、29日になる可能性が高いと指摘した。