イラン OPECは崩壊の危機と指摘 [2019年05月05日(Sun)]
産油国1位であったサウジアラビアは、アメリカ、ロシアにその地位を明け渡している。かつての石油の価格を支配した面影はもはやなくなっている。
イランのこの発言は、アメリカによる経済制裁にたいする対抗としての意味を持たせている。 スプートニク日本 2019年05月03日 22:06 イラン石油省のザンガネ大臣は石油輸出国機構(OPEC)は加盟国の一部の一方的な立場が原因で崩壊の危機にあるとの見方をしめした。同国の石油省が運営するシャナ通信が報じた。 ザンガネ・イラン石油相はOPECのバルキンド事務局省との会談後、声明を表し、バルキンド氏に対して直接、OPECに対するこうした見解を伝えたことを明らかにした上で、「OPECのメンバーらがイランに脅迫した場合、イランはこれへの報復を回避はしない」と明言した。 米国は2018年、イランとの核合意を一方的に離脱し、イランに対する制裁を再開した。 米国はイラン産原油禁輸をしく一方で中国、インド、イタリア、ギリシャ、日本、韓国、台湾、トルコに対しては2019年5月2日を期限とし、禁輸の適用除外とする特別措置をしいていたが、トランプ米政権は4月22日、適用除外措置の園長は行わないことを明らかにしていた。 |