
世界の軍事関係者は、日本の”はやぶさ”の成功に驚嘆したはずである。なぜなら、日本の技術で長距離の目標物に正確に到達したということに驚いたはずだ。
これは、遠方の目標を正確に攻撃でいるという技術であり、巡航ミサイルに搭載すれば、敵方の軍事目標を正確にとらえ、破壊するということが可能になるからである。
アメリカの政府関係者も数年前に日本の人工衛星の技術と回収の技術に注目して日本が軍事に転用してミサイルを開発すれば、そのミサイルはかなり高度なものであろうと予測していた。
どうやら、アメリカ軍の韓国からの撤退、日本の基地縮小というシナリオを読んでのその対策に乗り出したということであろう。
ある程度の軍事能力は、戦争の抑止力となるだろう。軍事力というものは抑止力として使用するものであり、紛争は政治力で解決するものである。
データ
スプートニク日本2019年03月19日
日本は、戦闘機に搭載して敵の射程外から艦艇を攻撃できる長距離巡航ミサイルを開発する方針。岩屋防衛相が19日、明らかにした。日本経済新聞が報じた。
日経新聞によると、日本が開発した空対艦ミサイルを改良し、射程を伸ばす。岩屋防衛相は「さらなる射程延伸をはかるべく研究開発に着手し、順次航空自衛隊に導入する」と述べた。
中国海軍が攻撃能力を高めていることに対応するのが目的。
昨年末に策定した「中期防衛力整備計画」には、長射程の空対艦ミサイル導入が明記されており、長距離巡航ミサイル開発はこれを受けた措置だという。
