あちこちで紛争と緊張をまき散らしているトランプ氏を平和賞に推薦とは、愚かしいとの印象である。シリアにトマホーク弾道ミサイルを撃ち込んだ記憶はまだ新しい。
朝鮮半島の和平を念頭に置いているのであろうが、南北が統一されたとしても、日本にとって幸いとなるかどうかわからない。
最近の韓国の日本に対する敵対行動は、南北朝鮮の統一を見越して強気になっているという印象を持つがいかがなものであろうか。
少なくとも拉致問題を解決してくれたらその価値は少しはあると思うが。安倍氏がそのことを条件に推薦したのかどうかはわからない。
データ
アメリカCNN 2019.2・19
東京(CNN) 米国のトランプ大統領が、「日本の安倍首相が私にノーベル平和賞を授与するよう推薦してくれた」と発言した。
この発言について安倍首相は18日の衆院予算委員会で、トランプ大統領を推薦したことを否定はしなかった。
安倍首相は衆院予算委員会で、トランプ大統領は北朝鮮の核・ミサイル開発阻止のために尽力していると強調、「トランプ大統領のリーダーシップを高く評価している」と語った。
その上で、「ノーベル委員会は推薦者と被推薦者を50年間は明らかにしないとしていることを踏まえ、この方針にのっとってコメントは差し控えたい」と述べ、実際に推薦したかどうかについてはコメントを避けた。
これに先立ち朝日新聞は17日、「首相が米政府から非公式に依頼を受け、昨秋ごろノーベル賞関係者にトランプ氏を推薦した」と伝えていた。
トランプ大統領は15日、安倍首相がオスロのノーベル賞選考委員会に送ったという5ページの書簡のコピーを受け取ったと述べ、「日本の安倍首相は、ノーベル賞を授与する人たちに送った書簡の最高に美しいコピーを私にくれた」「彼は言った。
『日本のために、敬意を持ってあなたを推薦し、ノーベル平和賞をあなたに授与するよう頼んでいます』と」。