2月になるであろう米朝首脳会談は、ベトナムのハノイが有力視されている。南北のベトナムが統一されたことに鑑み、ハノイがあがっているようだ。
第二回米朝首脳会談では、南北朝鮮の終戦協定を結ぶことが、中朝首脳会談の議題であったろう。当事者は南北朝鮮とアメリカと中国であるからである。
金正恩氏としては、終戦にするためには中国の同意を必要としているから、中国の習主席の同意を得たということである。
習主席は、その返礼として朝鮮半島の非核化を段階的に行うことを金正恩氏に確約させたということであろうから、終戦協定の締結は間違いないものとなろう。
同時に、ハノイに飛ぶために習主席からその専用機を借りることも金正恩は約束を取りとりつけた。中国の習主席専用機にはアメリカ特殊部隊も手を出せないであろう。
ハノイならば、ほとんどが中国大陸の上を飛ぶことになり安全性が高い。
しかも中国空軍が護衛戦闘機部隊を貼り付け、護衛することになる。
習主席もハノイに向かう可能性もある。
朝鮮半島の終戦協定の締結されると、アメリカ軍が南朝鮮(韓国)に駐留する意味をなくすということを意味し、突然の米軍の撤退という事態が起こり得る。
データ
スプートニク日本2019年01月10日 09:32
中国の習近平国家主席は8日、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の金正恩労働党委員長と会談し、朝鮮半島の非核化プロセスに積極的に関与していく意向を示した。
金委員長は習主席の招へいにより、7〜10日の予定で中国を訪問していた。
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新華社通信によると、習主席は「平和と世界の安全保障を担保するため、われわれは非核化を促進し、朝鮮半島における長期的な平和の維持に向け建設的な役割を果たしていく」との構えを示した。
一方、金委員長は非核化政策に支持を表明し、第2回米朝首脳会談において国際社会から承認を得られる合意に達するよう、尽力していくと約束した。