日産、三菱、ルノーが揺れているが、他の自動車メーカーはどうだろうか。ゼネラル・モーターズのリストラ計画のニュースである。自動車業界はこれからどうなるのか注目が必要だ。
ゴーン容疑者の日産立て直しは、容赦なきリストラであった。従業員の削減、下請け会社の大規模な切り捨てである。その切り捨てにより日産は収益が改善したという経緯がある。

データ
アメリカ CNN2018・11・27
(CNN Business) 米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)は26日、大規模なリストラ計画を発表した。北米5カ所の工場を閉鎖し、15%の人員を削減する。
同社は「事故ゼロ、排出ゼロ、渋滞ゼロ」という新たな目標を掲げ、自動運転や電気自動車など次世代の技術に重点を移す。
消費者の人気がセダンからスポーツ用多目的車(SUV)やハッチバックへ向かっている流れにも対応する。
シボレーやビューイック、キャデラックのセダンを製造していた米ミシガン州デトロイトとウォーレン、オハイオ州ウォーレン、メリーランド州ホワイトマーシュと、カナダ・オンタリオ州オシャワの計5工場を閉鎖する。
北米以外でも、すでに発表済みの韓国を含む3工場の稼働を停止する。
さらに正社員8000人と契約社員6000人を削減。2020年末までに年間60億ドル(約6800億円)のコスト削減を目指す。