ロシアの機関紙スプートニクの記事だが、なんとなくロシアの悔しさがにじみ出ているような文体である。読み込みスギかもしれないが。笑い
研究開発費では日本は3位に入っている。
しかし、2位の中国は4512億ドルで日本の約3倍の規模になっていることに注目しよう。1位のアメリカは約4倍である。
問題は、技術革新・イノベーションがどれだけ進展したかであるが、このところ、見るべきものがないということが実情ではないか。
経済発展の原動力は、社会全体からのイノベーションがなくしては実現しないが、安倍政権によりお札の印刷により、金余りと資金過剰感から、株式市場にお金が流れ小金持ちまでは潤った。
が、肝心のイノベーションがないことが、日本経済の本格的な発展に結びついていないのではと思う。
研究開発費を現行の倍ぐらい3000億ドルくらいまで引き上げて、経済発展の基礎となるイノベーションを実現するべきであろう。
ポイントは、水素エネルギーの開発によるエネルギー革命の推進と、日本近海に眠る海底資源の開発方策の確立である。
メタンハドレートの開発で日本はエネルギーで自立できるのだから。
以下引用
ロシアの大学「高等経済学院(HSE)」の専門家らが、研究開発(R&D)に対する支出に関する国別ランキングを発表した。
今回の報告は統計調査に基づいている。このランキングでロシアは、支出額の大きさで10位を占め、その額は399億ドルとなっている。
スプートニク日本2018年07月25日 10:16(
上位10カ国に入ったのは、1位が米国(5111億ドル)、2位が中国(4512億ドル)、3位が日本(1686億ドル)、4位がドイツ(1185億ドル)、5位が韓国(794億ドル)、6位がフランス(622億ドル)、7位がインド(501億ドル)、8位が英国(472億ドル)、9位がブラジル(411億ドル)、10位がロシア(399億ドル)。
高等経済学院(HSE)の調査ではロシアが、科学分野での雇用の絶対規模で世界をリードする国の一つであると述べられている。
2016年には、研究者の数(完全雇用時)が42万8900人に上った。この指標によると、ロシアより上位にいるのは中国(169万2200人)、米国(138万人)、そして日本(66万5600人)だけだ。
しかし、経済における被雇用者1万人当たりの計算で見ると、研究者の数(完全雇用時)でロシアは34位となっている。一方、日本は6位を占めている。