自然エネルギー革命 米国で進行中 火力・原子力は劣勢 [2018年10月01日(Mon)]
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自然エネルギー革命 米国で進行中 火力・原子力は劣勢 データ 朝日新聞 聞き手=小森敦司2018年10月1日11時40分 自然エネルギー財団・石田雅也氏 エネルギーを語ろう 米国ではいま、風力発電と太陽光発電が大きくシェアを伸ばす「エネルギー革命」が起きているといいます。 公益財団法人・自然エネルギー財団(東京)で、ロマン・ジスラー氏とともに米国の電力市場の実態をリポート「自然エネルギー最前線in U.S.」(https://www.renewable-ei.org/activities/reports/20180704.html別ウインドウで開きます)にまとめた石田雅也氏さんにインタビューしました。 ――リポートをまとめてみての率直な感想をお聞かせください。 「想定した以上の変化でした。米国のエネルギー市場をめぐっては、(画期的な採掘法で石ガスの埋蔵量が飛躍的に増えた)『シェールガス革命』が記憶に新しいですが、次の『エネルギー革命』が進んでいます。 風力発電と太陽光発電の導入量が2010年ごろから急拡大しているのです。 トランプ政権になって石炭火力や原子力発電に戻るのでは、という見方が日本にはありますが、実際にはそんなことにはなっていません」 ――リポートに掲載されたデータによると、米国の風力発電の設備容量(累計)は10年の4030万キロワットから、17年には8908万キロワットと倍増しています。なぜこれほど増えているのですか。 「端的に言えばコストの低下です。風力発電機の価格(1キロワットあたり)は08年に約1600ドルだったのが、16年には800〜1100ドルまで下がりました。 量産効果に加え、大型化が進んだためです。 1基あたりの設備容量は5年ぐらい前まで2千キロワットが標準的だったのが、今や3千〜5千キロワットになり、さらに1万キロワットも実用化されようとしています。 その分、1基当たりの発電量が増えるので、相対的に発電コストが下がるのです」 ――太陽光発電も13、14年あたりから急激に伸びています。10年に204万キロワット(累計)だったのが、07年には5104万キロワットにもなりました。 「はい。これもコストの低下が大きい。太陽光発電の1ワットあたりの発電システムのコストは4.57ドル(10年)から1.03ドル(17年)と4分の1以下になりました。 中国製の太陽光パネルの販売競争と市場拡大で劇的に価格が下がったのです」 |



