リンパマッサージで免疫力を
リンパ液は主に筋肉の運動で動く [2016年10月07日(Fri)]
リンパマッサージで免疫力を
リンパ液は主に筋肉の運動で動く 既に病院に入院している方、或いは自宅療養している方々、また、 過去の病気などで身体が弱くなってしまっている方などは、 自力で筋肉を動かすということは、頭でわかっていても身体が動かず、 口でいうほど簡単には出来ることではありません。 しかも、継続して身体の筋肉を動かさなければならず、 それを継続することは更に大変です。 病院に入院した経験のある方ならば、実感しますが、 10日間も入院すると、健康であった人でも身体が硬直するような 感じとなり、元に戻すのに時間がかかることが多いのです。 リンパ液は筋肉を動かすことにより循環するのですから、 ベットに寝たきりですと免疫力が減退していくのです。 医師が退院を進めるのは、あながち、ベットの回転を上げて 利潤を高めるということだけではないのです。(笑) リンパマッサージの発祥 西欧におけるリンパマッサージは、元は入院患者の免疫力を 高めるため、リンパを刺激してリンパ液の循環を、 マッサージという手技により促進させようということから考えられ 始められたと言われています。 入院してベットにいると身体を動かすことがほとんどなくなります。 そうするとリンパ液の循環が鈍くなるので免疫力が落ち、 病気が治りにくくなるという悪循環に陥ります。 それを防ぐのが、マッサージ師による専門的なマッサージ・手技により、 リンパ液を流す補助作業をリンパマッサージがになったのです。 東洋医学では経絡マッサージ 東洋医学では、古代よりもっと広く考えられ、経絡(ケイラク) リンパマッサージといい、東洋医学の経絡は人間が生きるためのエネルギー である気、血を循環させる通路と考え、臓腑と体表を結ぶ全身に分布する ルートです。経絡には、主に正経の12本と任脈と督脈を加えた14経絡があります。 それぞれの五蔵六腑に異常や病気があれば、経絡やツボ(経穴)に反応がでます。 病んでいる各臓腑につながる経絡やツボを刺激することで、 効果的に全身のバランスを調整することができます。 全身に張り巡らされているリンパ液が流れるリンパ管とわきの下や首や 足の付け根にある中継点、リンパ節などを総称してリンパ系といい、 それを東洋医学では経絡といいます。 この経絡マッサージが、体内に侵入した異物から身体を守り、 白血球などの免疫系が、不純物を回収し運搬をおこなう下水道管のようなもので 身体の浄化システムとして機能しているのです。 リンパマッサージは、人間の免疫機能を担うリンパ系を活性化させる手技、 マッサージであるといえます。 <参考> 詳しくは"サイト 3 からだをリフレッシュ・癒し" メディカルゆう通信 14 "リンパについて"をご覧ください。 日本人は、そしてその子孫は、海に生きる太平洋民族である自覚を持とう。 |