
イリノイ大学の学者らが、サハラ砂漠に風力発電所や太陽光発電所を建設した場合のコンピュータモデルを作成した。
このような発電所を建設することにより、同地域の気候はまったく変わり、世界最大の砂漠が緑の谷に様変わりし、その日降水量は定期的に0.59mmとなることが判明した。
スプートニク日本 2018年09月08日 18:03短縮 URL191
研究は、サイエンス誌に掲載された。
学者らは、将来的にサハラ砂漠の95%に大規模な風力発電所や太陽光発電所が建設され、サハラ砂漠の面積およそ920万平方キロメートルのうち900万平方キロメートルを発電所が占めると仮定した。
発電所が建設された場合、砂漠の気温は約2度上昇し、蒸発や降水量が増加する。このような変化は植物の成長を促進し、砂漠は数年後には緑に覆われるという。
付記
砂漠の緑化には、土壌改良が必要となる。降水量の増加だけでは緑化するには相当長い年月がかかってしまうであろう。
土壌改良には、手っ取り早いのは都市から出る大量の食物等の破棄物の埋め込みである。
都市ではこの破棄物の処置に苦労している。
これを砂漠に埋め込み、その上に降水量を増加させていけば、砂漠の緑化は急速に進められる。
都市のごみの処理と相乗効果となる。
中国では、砂漠が北京近くまで進んできているが、都市のごみ処理と砂漠の緑化を同時に進行させることが可能となろう。政治家の判断の問題となるであろう。
付記2
サハラに太陽光発電所を多数建設し、地中海を横断するケーブルを敷設すれば、ヨーロッパ大陸に膨大な電力を供給することが可能になる。
ドイツで進めている原子力発電所の破棄により失われる電力の供給が可能となる。
原子力発電所は人類にとって災いをもたらす装置である。