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海洋民族の日本は、 自然をエネルギーに変換していこう。 [2016年10月01日(Sat)]
海洋民族の日本は、 自然をエネルギーに変換していこう。

1、 海を、黒潮という自然の潮力を活用した 潮力発電を実施しよう。2011年3月11日の大地震、 大津波という禍を福に換える
始まりとしよう。
黒潮という自然の力を電力に置き換えることが 日本にはできる。技術力、資金力がまだあるから、 直ぐにでも取りかかることだ。
だが、福島原発の処理コストはこれからも発生し、その膨大な コストは、日本経済の重しとなり、日本の資金力は無くなっていく 可能性が高いことを想定せざるをえないことも考えておこう。

 海洋国の日本は、 自然エネルギーが豊富にある。
2、 自然エネルギーの総合的な開発を全力で取り組む。 太陽光を活用したソーラー発電、火山列島である強みである 地熱発電を推進する。 日本にある水源の活用、河川、農業用水路 などの活用による小型水力発電の充実。風力を活用した風力発電 と四方を海で囲まれた海洋国の日本は海流を活用した潮流発電がある。

電気エネルギーの発想を転換しよう。
3、 電力というものを、集中的、独占的な電力会社による 供給という考え方を捨て、電力は家庭では、太陽光発電、風力発電を 主軸に自家発電を原則とすることに個人の意識も行政も変革しよう。
しかし、鉄道などの公共施設(外灯,信号灯などもある)、企業なども 全てを自家発電でまかなうのはコスト面でも難しいであろうから 電力会社との複合供給体制ということになろう。
原則としては、企業も自家発電(風力、太陽光、水力等)をベースとして 出来うる限り電力会社から独立していく方向を明確にする。企業も家庭も 足りない部分だけ電力会社から供給を受けるというシステムにしよう。
そして、家庭、企業の余剰電力は、電力会社が買い取ることにすれば 相互補完供給体制を確立できる。(既に太陽光については実施されている) 地方の農村地帯では、太陽光、風力プラス、小型水力(水車)発電で 動力源を賄っていく。また、火力発電所などや地熱発電は地域で 地方自治体が運営して行くことも供給源を複合化できる。
電力は自助で賄うという原則に発想を転換することである。

供給源の多角化で有事に備える。
4.この供給源の多角化は、有事の際、地震と津波、或いはテロなど からの奇襲攻撃に対し、エネルギー源の防御のためには、非常に有効となる。
一つの電源・発電所が破壊されても、家庭は自家発電で、企業も自家発電 がメインならば影響が少ない。被害を受けるのは限定された一部の地域だけで、 他の多くの地区は停電にもならない。
原子力発電所が想定外の大地震、大津波、或いはテロや他国から攻撃を受けた場合、 東京電力福島第一原子力発電所以上の災害、核爆発の危険がないとはいえないであろう。

祖先からの大地と海を活用。
5、日本人は祖先から受け継いだ大地と海の自然の力を有効に 活用する。これこそが日本を強靭な国家とすることができる。
日本の大地を原子力発電所の放射能で汚してはならない。大地からの 農産物、海から漁類、海藻類を豊かに育てたい。

祖先からの贈り物の排他的経済水域448万km2がある。

祖先からの海洋資源の開発を全力で。
6、自然からエネルギー源を確保したら、海洋国家として、 排他的経済水域(EEZ)448万km2の開発に乗り出すべきである。
メタンハイグレード、レアアース泥、海底熱水鉱床による金、銀、銅、鉛、 レアメタルなどが開発可能となる。また秋田県沖でシェールオイルの 試掘にも成功していると聞く。又、海藻類[藻]から石油を取り出せる。
日本が技術を駆使して行けば、日本はエネルギーを自然から確保し、 資源は世界第6位の広大な海域から供給することが可能になる。 他国依存度がほとんどなくなる。
食糧の自給を確立して、海洋を活用して行けば、 日本の未来は大きく開ける。

前提は日本人が健康であることだ。
7、だが、日本人が健康で、体力の強い民族であるかぎり可能となる。 福島第一原子力発電所からの放射能(放射性物質)の放出と汚染を早期に収束させ、 日本人の健康、日本の大地(農作物と水源)、日本の海(漁業資源)、日本の空気を 汚染から守り抜かねばならない。
日本、日本人、日本民族、そして子孫たちのために何が必要なのか。 子孫たちに少しでも放射能の禍を残してはならないと考えるが いかがなものであろうか。

<補足>
<海底熱水鉱床とは>
海底から、噴出する熱水から金、銀、銅、鉛、レアメタル、マンガン、 コバルトを含んだ多金属硫化物鉱床それらが沈殿してできた鉱床をいう。

<メタンハイグレードとは>
メタンと水が低温高圧化でシャーベット状態になった燃料源、現在の天然ガス の国内消費量で約100年分あるという。

<データ>
三井物産戦略研究所の調査
Posted by ゆう東洋医学研究所 at 16:23 | 湘南鎌倉 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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