

日本海洋掘削は、海洋資源である石油や天然ガスの掘削を日本で唯一手がける専門会社である。
アメリカのシェールオイルの生産が本格化して、資源メジャーによる海洋開発需要が落ち込んだ。
その結果、現在、東京地裁に会社更生法の適用を申請している。
シェールオイルの生産で原油市場のメカニズムが変わった余波を受けて苦境に陥っている。
この海洋開発技術は優れたものでその技術力は、海洋国家としての日本は保持しなければならない。
日本は世界で6番目に位置する海洋を経済水域として持っており、そこの海底資源は無限に近い。
日本の近海でもメタンハイドレートが広範囲に埋蔵されていることがわかっている。
要は経済的コストに見合う技術の構築でその資源を開発できれば、日本は石油資源に頼ることは少なくなる。
自国でエネルギー源の開発を可能にすれば、日本近海の膨大なメタンハイドレートでエネルギーで自立できることになる。
日本がもつ海洋開発の技術力で、総力を上げてエネルギー源の自主開発にとりくむべきである
日本海洋治掘削は、メタンハイドレート掘削公団衣替えして再出発することだ。
また、沖縄近海の海底火山の周辺には、金銀をはじめ、鉱物資源が豊富にあることは知られている。この開発も合わせて進めてもらいたい。
