それは、朝鮮半島の停戦状態の終結と平和宣言であろう。9月にはロシア・ウラジオストクで、南北朝鮮首脳会談が開かれる。
また、それに先立ち、9月9には、北朝鮮の招待に応じて中国の習主席が北朝鮮を訪れ会談することになる。
中国の同意を得て、10月には、アメリカ、中国、北朝鮮、韓国にての会談がセットされそこで朝鮮半島の平和宣言という運びにするというのがトランプ氏の筋書きであろう。
そして、アメリカ中間選挙で圧勝するということを夢見ていると思われる。
6月のときに予想されていた平和宣言が出せなかったのは、中国が難色を示したと思われる。
その下打合せにポンペオ国務長官が北朝鮮に飛び、段取りをつけたのではないか。また、アメリカの国内の産軍派からの疑惑に対して強固な姿勢を出したおいたというところである。
したがって、北朝鮮の”強盗的など”という非難は織り込み済みで、アメリカ国内向けであろう。
