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北朝鮮が核燃料増産か=複数の秘密施設で−米TV報道 [2018年06月30日(Sat)]


 【ワシントン時事】米NBCテレビ(電子版)は29日、米当局者の話として、米情報機関は、北朝鮮が過去数カ月間に複数の秘密施設で兵器用の核燃料を増産したと分析していると報じた。

金正恩朝鮮労働党委員長が米側と非核化に向けた交渉を進める中で、こうした施設の秘匿を図る可能性があると情報機関は判断しているという。

 北朝鮮は核実験と弾道ミサイル発射実験を凍結したが、最新情報の説明を受けた米当局者はNBCに「北朝鮮が(核燃料の)貯蔵量を減らしたり、生産を停止したりした証拠はない」と語った。

 米情報機関はまた、北朝鮮がトランプ政権から可能な限り譲歩を引き出そうとする一方、体制維持に不可欠として核兵器保有に固執しているとみているという。

 ポンペオ国務長官は来週にも北朝鮮を再訪し、12日の米朝首脳会談で確認した「完全な非核化」の実現に向けた具体策の協議を行うとみられている。

NBCの報道が事実なら、協議が難航する恐れもある。

データ
時事通信(2018/06/30-10:35)

付記
北朝鮮は世界有数のウラン資源埋蔵量を誇る国なのであるという。

おそらく採掘技術が低水準と思われるが、最新の採掘設備と技術を導入すれば、ウランの採掘は飛躍的に増産できるであろう。

アメリカ、ロシア、中国、そして南朝鮮―韓国はこの資源を注視している。
金正恩氏の切り札の一つである。

もう一つの切り札は、1万5000ケ所から枝葉の施設を含め5万カ所と言われる、朝鮮戦争のおり、アメリカ軍の空爆を避けるために元中国義勇軍が建設した、地下軍事基地である。

北朝鮮はそれを拡充・増強している。核シェルターも多数つくっていると思われる。
地下施設だけにアメリカの軍事衛星も正確には位置を把握できていないであろう。

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Posted by ゆう東洋医学研究所 at 11:52 | 戦争と平和 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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