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平成22年度HNS等防除訓練を実施 [2010年05月28日(Fri)]

HNS等防除訓練を実施


 (独)海上災害防止センターでは、油や海洋環境に有害な液体が海上に流出した場合や、これらが原因となって火災が発生した場合に備え、全国の港湾で海上防災に取り組んでおられる事業者の方々と相互に協力するとともに、日本財団の助成によって整備した専用の資機材を要所に配備することで即応体制を維持していますが、これらの災害が発生した場合に適確に対応するためには、現場の対応者が専門の知識や技術を持ち、資機材の取扱いにも習熟しておく必要があるため、日本財団から更なる助成をいただいて、横須賀にある防災訓練所において毎年「HNS等防除訓練」を実施しており、日本国における海上防災体制の充実強化を図っています。


(訓練受講生28名)           (開講式の様子)


           実施日:2010年5月17日〜5月21日

 なお、HNSとは英語で言う ※“危険で有害な物質”の頭文字をとった略 称で、この訓練では油を含めて「HNS等」と呼んでいます。
 HNS等は、人体に非常に有害で爆発の危険性が高い物質が多いため、もし、タンカーや臨海部の工場で事故が発生した場合は、これらが海上に流出して海洋のみならず大気を汚染し、私たちの生活や環境に大きな被害を与えるおそれがあります。
 そのため、本訓練には全国の海上防災関連事業者から28名の研修生に参加していただき、現場の対応者にふさわしい人材を一人でも多く養成することを目的として、毎年実施しております。
※ Hazardous(危険な)Noxious(有害な)Substances(物質)


主な訓練内容としましては、

「消火作業」
・東京湾の第二海堡に建設された訓練施設を使用した油火災を実際に消火
「安全措置」
・化学防護服、呼吸具を装着しての可燃性及び有毒ガスの検知作業や海水サンプリング
「防除措置」
・泡消火薬剤や粉末ゲル化剤等による蒸発抑制及び流出物の固化・回収
 
など、現場で行う実戦的な防除作業を研修し、座学においては、具体的な防除戦略や防除戦術などの理論的な講義をして、想定事故に対する研修生のディスカッションも行っています。


 (油回収システムの操作訓練)   (想定事故に対するディスカッション)

    (泡による蒸発抑制)        (機関室火災の消火訓練)

 今回参加した研修生からは、「今まで防除作業に従事することがなかった為、各種資機材等の用途、使用方法を学ぶことが出来た。」「環境汚染や安全に対する意識が高まった。」「短期間でとても濃密な内容の勉強が出来た。」「実地訓練により、とても身についた。」等の感想が寄せられました。
当センターでは、今後もHNS等防除訓練の内容の充実を図り、これら研修生の所属する海上防災関連企業と連携した事故対応ネットワークにより、汚染事故に適確に対応し、全国的な海上防災体制の更なる充実強化に寄与したいと考えております。
Posted by m100055 at 15:39 | 関連する成果物 | この記事のURL