CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る

«『有害危険物質防除用資機材 その4』 | Main | ダブルハルタンカーのボイルオーバー実験»
<< 2013年08月 >>
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
カテゴリアーカイブ
有害危険物質防除体制整備ほぼ完了、対応デモンステレーションを実施! [2007年10月04日(Thu)]

 当センターでは、有害危険物質(以下「HNS」という。)による海上災害に備えた全国規模の防除体制を日本財団からの助成をいただき、9月末には、流出したHNSの防除のための資機材を全国主要港湾25箇所の基地に配備するなど同体制の構築をほぼ完了しました。
 この体制を関係者の皆様に披露するため、10月2日(火)午後、神奈川県横須賀市新町の当センター横須賀防災訓練所において、監督官庁の海上保安庁の方々や大変なご支援をいただいた日本財団などの日本の関係者のほか、韓国海洋汚染防除組合など合計約100名を越える見学者と6社の報道機関に対して、流出したHNSの防除訓練(デモンストレーション)を公開しました。


 このデモンストレーションでは、「HNSタンカーが荷役中の岸壁からHNS(ベンゼン)を誤って流出した。」との想定で、展示訓練を発動
  (1) 流出現場付近にロボットスーツのような化学防護具を装着したセンター職員が到着、ガス検知器で蒸発したベーパー(蒸気ガス)検知を実施し危険区域を設定

 (2) 海上からは作業船が現場にガス検知を行いつつ接近、海水にベンゼンが溶けていないかサンプリングして、海水の汚染状況を確認

 (3) 引き続くベンゼンのベーパー(蒸気ガス)が付近に拡散することを抑えるため、消防船からゲル泡剤を放水

 (4) 時間が経ち、HNSが海面上でゲル化、固化し浮遊していることからこれらを作業船に取り付けた回収・集油オイルフェンスで集め、回収装置で船上に回収

などの防除作業が各作業の流れにそって、具体的な説明を交えながら進行されました。

 HNSは、ひとたび海上に流出すれば、人命はもちろん船舶交通や海洋環境に多大な影響を与えるものであり、見学者の関心も大きく、盛大なデモンステレーションとなりました。
 見学者からは、「HNSの防除方法を分かり易く紹介していただいた。」「各防除資機材の使用方法を理解出来た。」「HNSの防除作業は大変難しい作業であるのがよく分かった。」「センターがよくここまで体制を創り上げた。関心した。」など大変有難い感想をいただきました。

 今回のデモンストレーションで使用した資機材等は、日本財団から80%(約2億4千万円)の助成をいただき整備したものであり当センターでは、事故現場での対応や平時の指導・訓練を通じ、関係者の方々からの期待に応えることが出来るよう、今後とも努力していかなければならないと決意を新たにいたしました。
Posted by m100055 at 19:04 | 関連する成果物 | この記事のURL