• もっと見る
<< 2023年08月 >>
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
プロフィール

サポートネットさんの画像
サポートネット
プロフィール
ブログ
最新記事
カテゴリアーカイブ
最新コメント
山田康子
会報誌すぽっと180号発送作業 (03/14) サポートネット
今月のおしゃべりサロン「ふわり」 (05/17) なこ
今月のおしゃべりサロン「ふわり」 (05/17) サポートネット
プリズムも5月6日までお休みします (04/16) 伊澤
春の避難訓練 (04/13) りんごジャム
わかさぎ釣りの季節です (02/13) まほろ
客観視して考える (08/24) かき氷
客観視して考える (08/23) サポートネット
1月のサロンとランチ会 (01/15) 齋藤理香
1月のサロンとランチ会 (01/12)
リンク集
日別アーカイブ
月別アーカイブ
https://blog.canpan.info/mddsnet/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/mddsnet/index2_0.xml
オクラの収穫で? [2023年08月30日(Wed)]
植物が大好きなバラ君。
花はもちろん、お家でも野菜を育てているそうです。

そんなバラ君は、毎週虹っ子でのオクラの収穫を楽しみに来ています。
セッションの前に確認してから入ってくるほど!

この日も「オクラ3個取れそうなのあったよ〜」と、うれしい報告がありました。

オクラの収穫は、セッションが終わってからすることにしています。

収穫の仕方は、
「パパに教えてもらったよ!」
と、慣れた手つきでチョキっと。

他の子にも、持つところや切る位置など優しく教えています。

そんな収穫をするときに必要な、はさみ。
オクラの長さを測るために必要な、定規。
どちらも職員室で借りることになっています。

「はさみ貸してください!」
「定規貸してください!」
大きな声ではきはきと話します。

そして、職員室に返すときの、
「ありがとうございました!」
も、忘れずに大きな声で言う姿がなんとも立派です。

はじめは緊張して「先生行ってきて〜」だったところから、
「一緒に行こう」と職員室まで行って小さな声で「かしてください…」になり、
慣れてくると自分で行って自分で借りるようになりました。

オクラの存在は大きいなあ〜と思いながら、
ちょっとずつちょっとずつできることは増えているのだと感じた出来事でした。

okura_gombo.png

ほたる
Posted by サポートネット at 16:57
PECSにチャレンジ! [2023年08月29日(Tue)]
保育園に通う年中のパンダ君は『包丁で切れる食材』
が大好き!あそびの時間は、いつもおもちゃコーナー
にあるプラスティック製食材を切っては“ザクッ”と
いう感触を楽しんでいました。

そんなある日「パンダ君にもそろそろPECSを
やってみるのはどう?」との提案がありました。
とはいえ、興味のないものには見向きもしないので
どんな絵カードなら楽しくPECSができるだろうか?
と悩んでいると…。職員が教材棚の下にセッション
以外では使用させない、とっておきの『木製食材』
があることを教えてくれました。取り出して缶を開け
てみると、美味しそうなフランスパンやバナナ、肉、
カステラなどが入っていました。さっそく試し切り
すると“ザックッ”という強い感触と音が!
「これなら楽しくセッションができそうですね〜」
と急いでカードを作成しました。

ぺくす.jpg

そして、ワクワクしてむかえた初PECSの日。
パンダ君は木製食材をみると、とっても嬉しそうに手を
伸ばします。そこで、すかさずプロンプターが彼の手を
とりカードへ誘導します。カードを剥がしてボードに貼り、
トレーナーに渡すとパーツを1個もらうことができました。

でも、まだ形にはならず切れません…。ぽか〜んとする彼。
もう一度、食材に手を伸ばそうとしたのでプロンプター
が彼の手を取り再びカードへ。今度は自分でボードに貼って
渡しました。2個目のパーツをもらうと一瞬表情に変化が
ありました。“おっ!何かに気がついたのかも”と待って
いると3個目は自分でカードを取り、ボードに貼って渡す
ことができました。

とうとう、3個のパーツがそろいフランスパン完成です!

ぱん.jpg

まな板の上に置いて切ってみると“ザックッ”といつもより
強い感触と音が!嬉しそうに何度もパンを切っていました。
すぐにルールを理解できるあたりもパンダ君はスゴイ!

その後も楽しくPECSを続け、2か月が過ぎた頃…。
ちょっとステップアップした内容にしようと食材の他に
文房具の絵カードも一緒に貼っておくことにしました。

すると、彼は一瞬でカードを見分け、文房具のカードだけ
全部取って『おわりカゴ』に投げ入れました。
そして、ニコッとして椅子に座りました。そのあまりの
早さと無駄なものは最初から取り除いておく賢さに保護者
と職員は、顔を見合わせて笑ってしまいました。

見ていないようでちゃんと“自分に必要なもの・不必要な
もの”を見極めているんだな〜と感じる瞬間でした。
その後も、少しずつステップアップしていますが楽しん
でくれています。

これからも、彼の「好きなもの」や「得意なこと」を取り
入れながらセッションをしていきたいと思います。
さきこ

Posted by サポートネット at 17:03
いちごのドーナツを3つ [2023年08月27日(Sun)]
虹っ子に通うこまちくんと、数についての課題をしていた時のことです。

今回の課題は、いちごドーナツとチョコドーナツを数個ずつと
ドーナツの種類と数が書かれたカードを使用しました。

IMG_7358.JPG

種類と数が書かれたカードを見せながら、
職員が「いちごドーナツを3つください」と伝え、
こまちくんが、言われた分のドーナツをケースに入れていきます。

はじめはそのカードをケースに付けた状態で提示していたのですが
そうすると、こまちくんはケースの中にいちごドーナツを2つだけ入れました。

IMG_7359.JPG

おそらくこまちくんにとっては、すでにケースの中に
1つドーナツが入っているという認識だったようです。
(カードにあるドーナツのイラストを「1つ」と換算)

そこで、カードを職員が手に持ち、ケースから離して提示すると
ケースの中には3つのいちごドーナツを入れました。

IMG_7360.JPG

このようなことは、プリント課題でも見られ、
以前行った、かずかぞえのプリントでは
最後に答えを書く部分の動物も1とかぞえました。

例)IMG_7329[1].JPG
(ちびむずドリルより)

そこで、次に似たような課題をしたときには
問題部分と答え部分を切り離して提示しました。
すると、問題部分のイラストのみを数え、答えを出していました。

例)IMG_7330[1].JPG
(モノマナビ研究所より)


提示の仕方ひとつとってもその子がどういう見方をするのか
どういう提示が理解しやすいのかを考える大切さを
改めて実感したこまちくんとのセッションでした。

けい






Posted by サポートネット at 09:00
いろんな自分 [2023年08月26日(Sat)]
4人グループのヨッシーくんが、他のメンバーが休みになり急きょ個別になったときのことです。
メンバーに会えるのを楽しみに来ているので、一人とわかりテンションが下がります。

「一人かぁ…」
と、さびしそうにつぶやきます。

グループでのヨッシーくんは、みんなに笑ってもらえるのが嬉しくて、ボケにツッコミに大忙しです。

ヨ「俺1人だったらあんまりテンション高くならないかも」
ほ「1対1のときの自分とグループでの自分って違うんじゃない?」
ヨ「そういうもん?」
ほ「私もそうだよ〜」
と、グループのときにはない会話からスタートしました。

セッションの内容も変更し、せっかくなら!とDSでゲームをすることに。
マリオカートをはじめたところ…
勝っているときはノリノリ。負け始めるとイライラ。

「こうやってすぐイライラしちゃうところが子どもっぽいんだよね」
と、またまたグループのときにはない発言がポロっと。

普段はグループの中で盛り上げ役のヨッシーくん。
自分のことや気持ちについてはあまり話すことがありません。
個別になったからこそできた会話だなと思いました。

そのあとは、うごくメモ帳というソフトでお互いにパラパラ漫画を描くことに。
絵を描きながら、夏休みの話や趣味の話を聞きました。

できあがったものを2人で見ながら、
「なにこれー!!」
と、笑い合いました。

いつものグループセッションとは違いましたが、また新たな一面を見ることができた時間でした。

mark_manpu12_hirameki.png

ほたる
Posted by サポートネット at 09:29
共作のカメレオン [2023年08月22日(Tue)]
グループの4人中の2人がお休みだった日のことです。

「よし。今日は2人で共作を作ろう!!!」

とラキューをすることになりました。
タイムリミットは40分程度。

何を作る?となり、2人が選んだのはこちら!!
IMG_7318.jpg

「びっくりカメレオン」です。

それぞれ、
「Aパーツやる」「僕C、Dパーツやる」と。

何がすごいって、頭と胴体をつなげるときに、
大人がしゃしゃり出て「こうじゃない??」と手を出した途端・・・

グシャ!!

という音とともに胴体がバラバラになった瞬間、2人が怒らなかったこと。
誰も責めてこなかったこと。
本当にすみませんでした。そして、ありがとうございます。

いつも無口なレッド君も、自然と声を掛けるシーンもあり、
しっかり役割を持って自分の仕事をこなしているのが伝わってきます。

何が難しかったって・・・・可動式!!!
口が開いて、こんなに長い舌が出てきます。

IMG_7317.JPG

完璧な出来上がりに、2人とも達成感に満ちた表情をしていました。
まほろ

Posted by サポートネット at 13:08
8月のおしゃべりサロン「ラルクママ」 [2023年08月19日(Sat)]
みなさんお休みの間いかがお過ごしですか?暑い日が続いていますね。

今月のラルクママはじっくりゆったりとおしゃべりしました。

IMG_2486.png

今日の参加者のお子さんが、未来に向かって努力されている話、今まで寄り添ってこられた話をお聞きしました。
その中で、学校とのやりとりがとても大変だったこと、配慮のない発言で傷ついたことがあったそうです。

また、これまでの子育てで、いろいろ大変なことがあったけれど、いい出会いもあったと振り返ることができるようになったとのことでした。
お子さんが成人して、自分の目標を見つけて努力している今だからこそ、大変だった学齢期時期を振り返り、2人で「あの時はこうだったね」と話すこともできるようになったそうです。

そこから、
・もっと子育てしやすい社会になるといいね
・今困っているお母さんに、何ヶ月も先の相談予約ではなく、すぐに対応して話を聞いてくれる場所がもっと増えないのかぁ
・発達検査をして終わりではなく、そこからどのように学校に伝えたらいいか、具体的なことを相談しに行ったのに、特性の説明だけされて、放り出された気持ちになった
・教育と福祉の連携がもっと機能していると、親が1人で学校に子供のことを伝えなくても済むのではないかと思うことがあった
・子どもと向き合い、心配して向き合ってくれた学校の先生にも出会えた


その他、進学や受験、いじめや不登校、ペットとの別れなどなどおしゃべりしました。

発達障害と一括りにするのではなく、一人一人の子どもを見て欲しい。同じ診断が出ていても、同じ対応でうまくいくとは限らない。決めつけたりせず、もっと話を聞いて欲しい。そして子どもが笑顔で過ごせる環境を作るために、何ができるかを考えたい。
というお話もしました。
子育てに終わりはありませんが、毎日の子育てが大変だった時期から現在に至り、何かできることはないか、どうしたら生きやすい社会に近づくことができるかなど、じっくりおしゃべりすることができた今月のラルクママでした。




◇お問合せ
 認定NPO法人みやぎ発達障害サポートネット事務局
 TEL 022-341-0885
 mail mddsnet@yahoo.co.jp

品川


Posted by サポートネット at 11:00
テーブルのおしり [2023年08月17日(Thu)]
虹っ子に通うピーチさんと遊んでいた時のことです。

ピーチさんとは、あそびの部屋に置いている
ぬいぐるみを使ってかくれんぼをすることが多いです。

この日も「かくれんぼしよう!」と誘ってくれ、
パンダのぬいぐるみを渡されました。
探すのはわたしではなく、あくまでパンダ。
隠れるのもピーチさんではなく、うさぎのぬいぐるみです。

パンダが10数え終わり、「もういいよ」の声がしたので探し始めると
「ヒントはテーブルのおしり!」との声が!

「ん?テーブルのおしり?」

「おしり!おしり!おしりの方!」

部屋にあるテーブル(つくえ)は一つだけだったので
そちらを見ると、テーブルと壁のすき間でギュッと
挟まれているうさぎのぬいぐるみが…

おしりって「うしろ」のことかなぁ…と
薄々勘づいてはいましたが予感は的中。

ピーチさんに
「おしりって、うしろのことね?!」と聞くと
「そうそう!」っと。

子どもの独特な言葉のチョイスは
可愛らしいですし、大人(特に親の立場)だと
なんとなく、何が言いたいのか分かってしまうものです。

子ども達が一生懸命伝えようとしていることは認めつつ、
誰にでも分かるような正しい言葉や言い回しを
伝えていけたらいいなぁ、と感じた出来事でした。

IMG_8348[1].JPG

けい
Posted by サポートネット at 10:15
夏季休業は8/13~8/16です [2023年08月12日(Sat)]
サポートネットは
8月13日〜8月16日までお盆休みをいただきます。
8月17日(木)より、通常営業です。

今年は久しぶりに遠出をする方も
多いのではないでしょうか。

台風の心配もありますが、
よいお盆をお過ごしいただければと思います。

お盆明け、子どもたちと元気に会えるのを
楽しみにしています!

summer_kisei.png

けい









Posted by サポートネット at 15:07
NPOで高校生の夏ボラ体験2023 [2023年08月09日(Wed)]
今年も、NPO法人杜の伝言板ゆるるが主催する「NPOで高校生の夏ボラ体験」が開催され、サポートネットには3名の高校生が来ました。

昨年はzoomで行った高校生との事前顔合わせも対面で行うことができ、受け入れ団体紹介では他の団体の活動を知る機会にもなりました。

将来、心理学を学びたいと思っている。
もっと発達障害について知りたい。
など、それぞれの思いを持ってサポートネットに参加してくれました。

テーマは「見つける」「学ぶ」「作る」「体験する」

「見つける」では「工夫を探そう」と題し、施設の中で工夫されている場所を探し、写真を撮って発表しました。
どういう工夫がされているのか?なんのためのものなのか?など気付いた点を話し合いました。

「学ぶ」では、NPOや発達障害、子ども支援について座学をしました。
夏ボラの事前学習会でもNPOについては学びましたが、サポートネットの理念や発達障害のこと、虹っ子やプリズムのことも取り上げて学びました。

「作る」では、子どもたちが使う教材を作りました。
ポケモンが好きな子どもたちに合わせた数を数える課題、名前のマッチング。
子どもたちが目の前で取り組む姿を見て、「楽しんでやってくれたのが嬉しかったです」「ほっとしました」と振り返っていました。

「体験する」では、虹っ子のグループ活動に参加したり、一緒に遊んだりしました。
2日間の中で違う2グループに入ってもらい、同じ活動でもグループによって手立てを変えていることも説明しながら実際にセッションに参加しました。
身体を使った運動のセッションでは大活躍でした♪

振り返りでは、
「最初はどう声をかけたらいいか、かかわったらいいか不安だったけど、一緒に活動したり遊んだりするうちに緊張が解けました。話しかけてくれたのが嬉しかったです。」

「はじめて教材づくりをしてみて、子どもたちの反応にドキドキでしたが、楽しそうに取り組んでいる姿を見られてよかったです。」

と、2日間の夏ボラを終えた高校生は、たくさんのものを吸収して笑顔で帰っていきました。

高校生の気づきを感じながら、職員にとっても学ぶ機会になった夏ボラ体験でした。
今回作ってもらった教材も活躍しそうですぴかぴか(新しい)
この機会をくださった杜の伝言板ゆるるさん、参加してくれた高校生のみなさん、ありがとうございました。

toy_omocha_asobu_boy_oyako.png

ほたる
Posted by サポートネット at 16:56
仙台七夕に合わせて… [2023年08月05日(Sat)]
本日は仙台七夕花火祭りですねぴかぴか(新しい)

仙台七夕まつりに合わせて虹っ子の子ども達も七夕制作を行いました。
今年の制作は「ミニ吹き流し」です!

はじめは折染めからスタートしました。
あお・あか・きいろ・みどりの色水から
好きな色を選んで染めていきます。

色の選択は同じでも子どもによって
まったく違うデザインになるところがステキです♪

IMG_6878.JPG

IMG_7056.JPG

水が好きで好きでたまらない!という子には
色水の量をほんの少しにしておいて
紙に吸い取られたら色水がなくなるようにしておくと
「水で遊びたい…!」という余計な誘惑が
訪れることなく次の工程に進めました。

折染めの上には虹っ子のみんなで育てた
オクラを使用したスタンプを押しました!

IMG_7017.JPG

スタンプできれいな星型にするため、
押す力は弱くも強くもなくほどほどに…
折染め全体にポンポン押す子もいれば、
折染め部分を汚したくないからと
上の台紙部分のみに押す子もいました。

子どもによってはてっぺんの花作りにも挑戦し、
みんなのミニ吹き流しが完成ハートたち(複数ハート)ぴかぴか(新しい)

IMG_8345[1].JPG

現在、サポートネット1階廊下に飾ってあります!
風が入るとくるくる回ってとっても可愛らしいるんるん

虹っ子に来所した時に、「ぼくのはどれ?」「私のは?」と
子ども達も嬉しそうに眺めています手(チョキ)

けい






Posted by サポートネット at 13:46
| 次へ