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音過敏と感覚過敏とヘッドフォン [2021年08月31日(Tue)]
担当者会議の中で、聴覚過敏についての話題が出ました。

校庭で草刈りの音が聞こえたり、建設工事中の音が聞こえたりすると、
気持ちが乱れてしまうジュエルさん。
本当に耳を澄まさないと気づかないほど遠くから聞こえるバイクのエンジン音のせいで
大好きな水遊びをやめてしまうほど繊細です。

イヤーマフは持っているものの、イヤーマフをつけるのも苦手です。
そもそも身につける物へのこだわりもある子です。
音が聞こえてきたときには、換気のために開けていた窓を全部閉めることで、自分を納得させるそうです。
(でも、本音を言えば、このご時世なので窓は閉めたくない)

ただ、窓をしめたところでまだ少し聞こえてくる音・・・・。

その時に、放デイの方から
「周りがうるさくなると、自分の好きな音楽を聴いて過ごす子もいます」という提案がありました。

イヤーマフが苦手でも、ヘッドフォンならできるかしら??
できるかではなく、まずやってみればいいんだ!!

デイや学校は集団なので、すぐに取り組むのは難しい。
まず、個別である、プリズムで取り組んでみます。
ということになりました。


そして、セッションの日。
遊びの時間に、iPadを楽しみにしているジュエルさん。
ヘッドフォンをしてほしい旨を伝えると

ジュエル「しません」

ですよね。
何年間もずっと通っていて、今までしなくてよかったものを急にしろというのも、意味が分からないですよね。


もう一度
職員「お願い。ヘッドフォンしてほしいんだ。もうすぐ他のお友達も来るし」

ジュエル「しません」

ぬぬぬ。
職員「したくないのはわかったので、今日はしなくていいです。でも、なんでしてほしいかを言います。
ジュエルさんはそろそろヘッドフォンの練習をした方がいいです。音を出して聞いていると、他の人はうるさいと思います。今までは遊びの時間に他のお友達がいないからすすめたことなかったけど、プリズムではiPadのときにヘッドフォンをお願いしているお兄さん、お姉さんがたくさんいます。外でiPadを見る時にも、ヘッドフォンすれば、他の人のめいわくになりません。だからできるようになるといいな」

すると

ジュエル「そうなの?」
職員「はい。本当です」

「そうなの?」という反応から、ジュエルさんが、この長い説明をちゃんと聞いてくれたと思いました。
でも、今日はしなくていいというのも伝えているので、説明はここまで。

次回までに、本当に他のお友達がちゃんとヘッドフォンをしてiPadをしている様子を写真で見せて、根拠を積み上げたいと思います。

嫌な音からの回避としてヘッドフォンを使えるようになるには、
まずは、ヘッドフォンをすることへの抵抗をなくすこと。

感覚からくることなので、本人の納得をより大切にしていきたいと思います。
head_phone.png
まほろ
Posted by サポートネット at 12:58
高校生のボランティアさんたち [2021年08月27日(Fri)]
この夏、<NPOで高校生の夏ボラ体験実行委員会>が主催する夏ボラに応募した高校生たちが、サポートネットへボランティアに来てくれました。

NPOってなんだろう、というこちらから問いかけに始まり、
サポートネットはどういうミッションを掲げて活動をしているNPOなの?
発達障害って?
・・・といったテーマで座学&ワークショップから取り組みました。

また、子どもたちと一緒の活動の体験もありました。
プリズムのグループセッションに入り、みんなでできるミニゲームを企画から考えてもらいました。
まだ会ったこともない子どもたちを想像し、
どんなミニゲームにするかと企画を立てることはとても大変だったと思いますが、
事前準備から実施まで、笑顔で取り組み、
本番では子どもたちも大喜びでした。

IMG_2952.JPG

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セッション後、高校生に感想を聞いてみると
「緊張してしまった」そうですが、
「活動の計画を練り直している時間が、普段のボランティアの時とは違う充実感がありました」とも話していました。

「とても楽しかったです。またボランティアにきてもいいですか?」と笑顔で帰って行った高校生の皆さん。
夏の思い出をありがとうございましたぴかぴか(新しい)
うさこ
Posted by サポートネット at 13:54
8月の『おしゃべりサロン ラルク・ママ』 [2021年08月26日(Thu)]
どんよりしたお天気が続いていましたが、久しぶりにすかっと晴れ、夏が戻ってきたような日に8月のおしゃべりサロン『ラルク・ママ』が開かれました。

今回はこんな話題がでました。
かわいいコロナワクチン接種のこと
かわいい親の介護のこと
かわいい「ありがとう」「お母さん感謝してるんだ」と感謝の言葉を口に出して伝える
かわいい相手のいいところを探す

相手のいいところを探すのにも、感謝の言葉がスムーズに口に出るのにも練習が必要!
初めは照れもあり難しいことかもしれませんが、練習を重ねればできるようになります。
「相手の態度は鏡と同じで、ありがとうと伝えると優しい気持ちが返ってくるんだよね」と実感のこもった参加者さんのことばが心に残りました。

他では話せないことも、ここなら大丈夫。
おしゃべりしながら情報交換しましょう。
参加希望の方は、事務局までお問い合わせください。
お待ちしております。

◇お問合せ・お申し込みは事務局へどうぞ。
 電話: 022−341−0885
 メール:mddsnet@yahoo.co.jp

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うさこ
Posted by サポートネット at 11:12
自閉症・発達障害児者支援セミナーを開催します!!! [2021年08月25日(Wed)]
本日会報誌「すぽっと165号」を送付しました。
お手元に届くのを楽しみにしていてくださいかわいい

そして今年度第2回目の自閉症・発達障害児者支援セミナーのご案内ですぴかぴか(新しい)

「診察室からみえてくる子どもたち〜医師として伝えたいこと〜」と題し、
こん小児科クリニック院長 今公弥氏にご講演いただきます。

日時:2021年9月20日(月・祝)
   10:00〜12:00
定員:100名
参加費:当法人正会員 無料
    当法人正会員以外の方 3000円

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今回の講演はZoomによるオンライン開催のみとなっております。

お申込みは「すぽっと165号」同封のチラシ裏のQRコードを読み込んでいただくか、サポートネットHPから入力をお願いいたします。
また、メールや電話でも受付していますので、事務局までお問い合わせください。

皆様のご参加をお待ちしております。
TEL:022-341-0885
mail:mddsnet@yahoo.co.jp

うさこ
Posted by サポートネット at 18:02
ぼくが作ったんだよ [2021年08月24日(Tue)]
次の週お休みのため、振替をして2日連続で虹っ子に来ることになったグリーンさん。

2日間かけて作れるとっておきなものはないかな?
と、グリーンさんが好きなレゴを用意してみました。

普段おもちゃのところにあるレゴではなく、
ちょっと特別なレゴです。

これでイカを作るとわかった瞬間、グリーンさんの目はキラキラしました。
早く作りたくてうずうずしながらも、今日と明日で作ること、今日は34番まで、と説明を聞きます。

番号ごとに使うパーツを分け、自分で数字を見て取れるようにしました。
説明書を見ながら1番には1番のパーツを出して早速スタート!

普段からレゴで遊んでいるグリーンさんは細かい作業も得意です。
「反対だ!」と気付いて自分で直したり、難しいと思ったら「これ取って」とお願いしたり。
大好きなイカを完成させたい!とどんどん進めていきます。

1日目の分を、ほぼ自分の力で作り終えました。
そして2日目、意気込んで来たグリーンさん。

イカの続きを作る時間がやってくると、ニコニコで机に向かいます。
2日目は足に取り掛かります。

手順を見ながら作るのは、もうお手のもの。
「これ触腕じゃない!?」
と、嬉しそうです。

最後まで自分の力で作り上げ、できた!と同時に職員室へ。
職員に向かって、がんばって作ったイカを披露しています。

「ぼくが作ったんだよ!ぼくが作ったの!」
ナイスどや顔です(笑)
「すごいね!がんばって作ったんだね〜」
と、みんなに褒められてより誇らしげです。

遊びの時間もずっと一緒にいました。

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最後までがんばる姿も、どや顔で披露する姿もとっても素敵でした。
ほたる
Posted by サポートネット at 11:04
ゾンビを倒せ! [2021年08月21日(Sat)]
今週の虹っ子では牛乳パックのフリスビーをつくりました。

まず、牛乳パックに好きな模様を描いたり、色を塗ったりします。

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アルファベットや数字を書いたり、何色も色を重ねたりと発想は様々。
誰か一人が某ファーストフードのマーク「M」を書いたのをきっかけに
「ハンバーガー美味しいよね。」
「ぼくはシェイクが好き。」
「ナゲットも好きだな〜。」なんて会話で盛り上がりつつ塗り終わると、
次は牛乳パックをハサミで切る作業です。

牛乳パックは子どもの力で切るには硬いのですが、担当の職員があらかじめ
カッターでほんの少し切り込みを入れておいたので、切りやすくなっています。
それでも子どもの力で切るのは至難の業。
「大変な時は手伝うよ。」と声をかけていましたが、
「かたいなぁ〜。」と言いながらも最後まで頑張って切っていました。
ハサミの作業が終わるとくるっと円状にして、フリスビーの完成です!

IMG_0261.JPG

工作をしたなら、実際に使ってみないとね!ということで
今回用意した敵はゾンビ!
ゾンビの絵がくっついたペットボトルを的にして、
いざ、ゾンビ倒しスタートです。
我先にとフリスビーを投げていき、なんとか全部倒し終わると
今度は子どもたちでペットボトルの配置を変えて、もう一度倒します。
配置によって難易度がどんどん上がっていくのと同時に
みんなのテンションもヒートアップ!
敵を倒すヒーローになりきっているようで、なんともほほえましい姿でした。

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「家に持ち帰っていいんだよ。」と伝えるとみんなにっこり。
安全に楽しく遊んでくれるといいなぁ、と思います。

けい

Posted by サポートネット at 15:25
乗り鉄の苦悩 [2021年08月20日(Fri)]
宮城県では本日、8月20日から二度目のまん延防止等重点措置が適用されることになり、期間は9月12日までだそうです。
それを聞いて、思い出したエピソードです。

緊急事態宣言が出た頃、卒業生であるクモハ君から相談したいことがあります。と連絡が来ました。
なんでも「親と前代未聞の大喧嘩をしました」と。

ことの発端は、外出するかしないか。

クモハ君は、乗り鉄です。
しかし、コロナが流行り始めてから、電車で旅行をすることを自粛していました。
ただ、周りの乗り鉄友達は、割と電車に乗って遠出をしている人がいるそうで
クモハ君も「対策を取りながらなら大丈夫!!」と一度遠出をしたそうです。

コロナにかかることなく帰ってきたクモハ君ですが、
親からは「止めなかっただけで、許してはいない」と言われたそうで、
その後、ケンカがどんどんエスカレート・・・。

冷戦状態になり、親と話さないまま1週間以上が経ったそうです。
その間、クモハ君の誕生日があったそうで
初めて誕生日を祝ってもらうことができなかった・・・とも。

話を聞きながら、『自分の行いを認めてもらいたいんだなぁ』と

しかし
まほろ「ごめん。私も親が正しいと思います。今、電車で遠出することに賛成できません」
と言うと、驚いた顔。
後藤に反対されるという想像をしていなかったことがうかがえます。

ただ、趣味を謳歌したいために、日々仕事を頑張っていて、
そこがクモハ君の活力になっていることは理解をしていますし、
電車に乗ることは1年以上我慢していたことですし、
SNSの友達は、遠出をしている人も多いそうで、
自分だけが我慢するという状況が辛いことが伝わってきました。

「親と仲直りをしたいけど、自分の考えを変えられない」っと。

クモハ君の考えを変えるというのは、とても難しいのもわかるので、
電車に乗る、乗らないではなく、親と仲直りをする。というところに着目することにしました。

大喧嘩で、話しかけるのが辛いということだったので、
机の上に置手紙をしようということになり、
ケンカしていたのに、ご飯を用意してくれていたことに感謝しよう。
ということになりました。

そして、電車に乗るにしても、できるだけ越県をしないようにする。
という提案も、させていただきました。


その後、
遅れながらも家族に誕生日を祝ってもらったというツイートを目にしました。

仲直りしたんだなぁ♪

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そして、またまん延防止等重点措置が。。。。
クモハ君がまたご家族とケンカしないようにと願っています。
まほろ
Posted by サポートネット at 15:14
芸術が爆発! [2021年08月19日(Thu)]
暑い夏は、何だか、
色んなことにチャレンジしたくなる季節。

年長さんの小集団活動では、絵の具にチャレンジ。
しかも、大きい画用紙に、色んな色を使って、
自由に描いていいって!

次の虹っ子は絵の具だよ、と聞いてきたみんなは、
今日をとても、楽しみにしてきたんだって。

始めは、先生の描き方の見本をみてから。
ドキドキしながら、筆をとってみたけど、
あの色を使ってみたい、あの色もいいな、
あれを描いてみたい!こんなふうに描いてみたい!
という気持ちが、だんだん膨らんできた。

IMG_6065[1].JPG

真っ白い紙の上を、どんどん筆が走り、
もっと紙をください!という声が続出、
あっという間に、作品が出来上がっていきました。

しかも、作品を見てみると、
色合いも、筆づかいも、描いたモチーフも、三者三様。
あの子らしいなあと、思わず微笑んでしまうものばかり。

でも、それぞれの画用紙から、
はち切れんばかりの、強い生命力を感じるのは一緒。

こんな短い時間に、沢山の思いを込めて描いたのだなあと思うと、
まるで、それぞれの作品が、その子そのもののような気がして、
愛おしくなりました。

時間いっぱい、創作意欲を放出したみんなは、満足顔。

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今度は、もっと大きい紙に描いてみようかな!

じゅんこ
Posted by サポートネット at 13:49
スパイめがね [2021年08月17日(Tue)]
プリズムでイエローさんと「スパイめがね」を作りました。

スパイめがね???
スパイめがねとは、後ろが見える!?まるで後ろに目があるような不思議なめがねです。
使うものは、黒の半透明の下敷き、曲がるストロー2本、はさみ、定規、セロハンテープです。

@下敷きをめがねの形に切り抜く
 (横18センチ、縦5センチ、鼻のところは横3センチ、縦2.5センチ)
 ストローをつける位置に1センチの切り込みを入れる

Aストロー2本、曲がらない方を切って17センチにする
 切った方に1センチの切り込みを入れる

Bストローを下敷きの切り込みに差し込んで、開いてセロハンテープで固定する
 耳にかけるところを曲げたら完成です!

○センチなどよーく見ながら作らなければいけません。
「せっかくの下敷きがぁぁぁぁ」
と、言いながらも工作が好きなイエローさんは、定規を使ってきれいに切っていきます。

須田が「下敷きって意外と切るの大変だね」と言うと、
「大丈夫?切ってあげようか?」
と、自分もまだ作っている途中なのに優しいイエローさん。

鼻のところや角を当たっても痛くないように丸く切り、
耳にかけるところを曲げてスパイめがねの完成です♪

IMG_0209[1].JPG

色の濃い半透明の素材は、マジックミラーと同じはたらきをするので、明るさによって透けたり鏡になったりするのです。

作った後には、お互いにホワイトボードに絵を描いて後ろに立ち、
本当に見えるのか試してみました。
「わかった!りんごだ!」
と、見えると感動。絵もわかると嬉しい。大成功〜!!

最後には、スパイめがねをかけてツーショット写真も撮りました。
「なんか不審者みたい」
と、一言(笑)

作りながら、趣味のこと、夏休みの過ごし方、共通の話題で盛り上がりました。
イエローさんとまた少し距離が縮まった気がして嬉しくなりました♪
ほたる
Posted by サポートネット at 09:00
海の世界を作ろう [2021年08月14日(Sat)]
家で大好きなタイタニック号を粘土で作ったり、虹っ子では遊びの時間にレゴで作ったりと、細かいところまで丁寧に作るイルカさん。

では、折り紙でイルカさんが好きな海の生き物を作るのはどうかな?
と思い、早速課題に取り入れることにしました。

1回につき1つ、いか、かに、じんべえざめ、しゃち、たこの5つにしてみました。

「今日から折り紙で海の生き物を作ります。全部で5個だよ。」
と伝えると…
「ぼく折り紙苦手なの」
(そっか〜!あんまり折り紙していないとお母さんに聞いてはいたけど…)
でも、きちんと言葉で伝えてくれるところが素敵です。

「では、アイロン係をお願いします!」
須田が折ったところにピシッとアイロンをかけるのをお願いしました。

折るのは苦手と言っていても、
目のシールを貼るのや顔を書き足すのは大好き。
ニヤニヤしながら目をずらして貼ってみたり、口と鼻を描いてみたり。
できた生き物を、用意していた画用紙に貼ります。

2回目、3回目と回数を重ねると…
「苦手だなぁ」
と言いながらも作り方をチラッと見ながら、自分で折ります。
細かいところも折り方をやってみせると真似して取り組みます。
ドンドンと叩くようにかけていたアイロンも、人差し指でなぞってかけています。

最終回は大好きなタコ。
そして、作ったすべての生き物が集まりました。

IMG_0211[1].JPG

イルカさんはタコを貼り終えるとニコッ
「できた」が積み重なってくれたら嬉しいです。
最後までがんばる姿がとってもかっこよかったです♪
ほたる
Posted by サポートネット at 00:00
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